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ロンジュンside
［ロンジュン、家、来て欲しい。］
久しぶりに聞いたAの声はいつもの元気な声のトーンではない。
これは、かなりやばい気がする。
「うん、すぐ行くから、ちょっと待ってて。」
夜遅いにも関わらず、俺は宿舎を飛び出して急いで彼女の家へ向かった。
玄関のドアをゆっくりと開けた彼女の姿を見て、声を失った。
以前のAからは想像できない暗い表情と、短いズボンから覗く太ももの大きな青痣。
「...それ、脚、彼氏にやられたの？」
「...ぁ、うん。私、別れたい言ったんだ。言ったんだけど、浮気してるって疑われて、ダメだって。男の人と喋るなって、それでロンジュンにも連絡できなかった。ごめん、ごめんなさい」
下を向いて喋る彼女を見て、あの時に止めなかった自分を悔やんだ。
「私、自分でもよくわかんなくなっちゃった。 殴られた後、毎回彼氏が泣きながら謝ってくるの。それ見てたらわたし愛されてるんだとか思っちゃって。辛いのかもわかんない、もう笑うしかなくて、笑 どうしたらいいかな」
泣くのを我慢しているのか、震えながら必死に喋り続けるAの手を取って強く握る。
正直、彼女にどう話しかけるのが正解なのかわからなかった。
寒いから中で話そうと、家の中に入れてもらった。
「ごめん、出会った時から迷惑ばっかり掛けて。」
「ううん、俺全然気にしてないよ。...てか、その謝る癖なおらない？Aは悪くないんだから、謝らないで。」
「うん、ごめん...」
「俺の話聞いてた？」
なぜ今正座で向き合って話しているのかは謎だ。
「それ、警察に言わないの？」
彼女の太ももにある痛々しいアザを指さして問う。
「言わないよ。多分治るし。」
「...そうじゃなくてさ、彼氏のこと。それ普通にDVだよ」
「そうだよね、、。でも、謝ってくれるし、大事にはしたくないから。」
ダメだ、この人。
「アザがあるのはそこだけ？」
「ううん、腕もお腹も、顔以外に結構ある。見る？」
そう言って、着ているスウェットを脱ごうとするAを慌てて止めた。
「待て待て待てストップストップ、ストップだってば！！！脱ぐな！」
スウェットを掴むAの腕をガシッと掴んで下に下ろす。
腕を掴んだ時に細いお腹にチラリと見えたアザで、十分今の彼女の体の状態が伝わった。
「...ごめん」
「あーーーーー、次それ言ったら一生口聞かないから。」
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杏仁豆腐(プロフ) - レイさん» ハブてるって方言だったみたいです🫣🫣いじけるとかそういう感じの意味です(＞人＜;)気づかず使っていました(＞人＜;)！ (2月26日 15時) (
レス) id: 51c6ced2a4 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - ハブてるとは...？ (2月26日 11時) (レス) @page22 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐(プロフ) - ととろんさん» はじめまして🍓お話読んでいただき有難うございます^_^パスワードがかかっている作品は申し訳ないのですが、気まぐれで公開にしたりパスワードヒントを書いたりしています；；8月に入ったらまた公開しようと思っていますのでお待ちください◡̎ (7月26日 1時) (レス) id: 51c6ced2a4 (このIDを非表示/違反報告)
ととろん(プロフ) - はじめましてこんばんは！！こちらのお話楽しんで読ませていただきました！！主様のお話もっと読みたいと思っているのですが、パスワードがかかってる作品のパスワードはどこで教えてもらうこと可能でしょうか？ (7月23日 3時) (レス) id: f51c3bfd54 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐(プロフ) - yさん» 涙出ました嬉しすぎますㅠㅠヘチャンくんできゅんきゅんさせちゃいます😭😭💗💗 (5月11日 19時) (レス) id: 51c6ced2a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏仁豆腐
| 作成日時：2022年12月24日 21時
