39 ページ39
今しかないと思った。
酔っ払ったフリしてないと、一生この気持ちを伝えれないと思った。
チソン先輩は5秒ほどフリーズして、｢本当？｣と不安げに聞いてきた。
｢本当です。私、先輩のこと好きです。....あ、オッパの事。｣
返事がない。
きっと私振られるんだ。
勝手に先のことを想像して泣きそうになったその時、
｢...っ？！｣
チソン先輩が私の顎を掴んで振り向かせた後、静かに私と先輩の唇が重なった。
一瞬何が起きたのか理解できず、ぎゅっと目を瞑る。
｢...僕に告白する為に酔っ払ったフリしてたの？｣
｢.....ぇ"｣
嘘。バレてたの？！いつから？！え、どこから？！
てか、知っててずっとあの対応だったの？！
「先輩、私の事騙したんですかぁ？！」
「騙したのはそっちでしょ。僕本当に焦ったんだから。でもAちゃん、可愛すぎて死ぬかと思った笑」
「まだ酔っ払ったフリ続けてよ。僕の声、ずっと聞いてたいんでしょ？」
「あ、ちがっ......違わなくも無いですけど〜...！！！」
焦りまくる私の反応をみてずっと笑っているチソン先輩。
今すぐ消えたい。恥ずかしい。
「もしかして、私が先輩のこと好きなのも知ってたんですか。」
「んーん？それはあんまり分からなかった。...ちゃんとオッパって呼んで。」
ほっぺを膨らまして私を睨む先輩。
どれだけオッパって呼ばれたいんだ。この人は。
「ご、ごめんなさい」
「いいよ。じゃあもう1回キスしてもいい？」
「いいですよ........、、、。」
人生2回目のキスもチソン先輩によって呆気なく奪われてしまった。
その後も何度も角度を変えて触れるようなキスを繰り返す。
心臓、バクバクうるさい。
先輩がキスをしながら優しく私をベッドに押し倒す。
薄暗い部屋で、先輩の匂いに包まれて、私今先輩とキスしてる。
雰囲気が甘ったるすぎて頭溶けそう。
「ん.......、うあ？！」
キスに夢中になっていると、さっきまで外にいたせいでまだ冷たい先輩の手が、服をめくって私の腰辺りに触れる。
....驚いて全然可愛くない声出しちゃった。。。
「え、ちょ、せんぱ、、、オッパ、待って....」
全部が初めての私は何がなんだか分からなくて軽くパニックになる。
「き、今日私かわいい下着じゃないんですぅ....！！！！」
咄嗟にそう言った瞬間、バッと先輩の手が腰から離れた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 753人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
杏仁豆腐(プロフ) - みいさん» 返信遅れてしまいました💦気分でたまに全体公開にしています！明日ごろにまた全体公開に変更しようと思っていますので、少し待っていてください〜!! (9月20日 12時) (
レス) id: 2320bd9958 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - 出来ればもっとめちゃくちゃにしてのパスワードを教えていただけないでしょうか😖 (9月7日 19時) (レス) id: 3e352870dc (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐(プロフ) - un1さん» 最後まで読んでいただきありがとうございました🥹🍀🍀オッパチソンくんもっと書きたいのでどこかで絶対登場させます( ˃ ˂ )！！ (2022年12月20日 17時) (レス) id: 51c6ced2a4 (このIDを非表示/違反報告)
un1(プロフ) - 完結おめでとうございます！！完結が嬉しくもありもうオッパのチソンが見れないのが寂しくもあり…（ ; ; ）♡チソン等身大すぎて確実にそこに居ました！！♡♡毎回丁寧に返信して頂いて…（ ; ; ）何はともあれ完結おめでとうございます♡♡ (2022年12月19日 21時) (レス) @page43 id: 9e2156c6b3 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁豆腐(プロフ) - un1さん» 毎回感想すごいすごい嬉しいです🥲！！幸せになりましょう(^_^)♡♡ (2022年12月17日 23時) (レス) id: 51c6ced2a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：杏仁豆腐
| 作成日時：2022年11月29日 17時
