【文スト】モブでいい。モブがいい。

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no side
※ほぼ会話文なります

「ありがとうございました！是非また来てくださいね！」

「はぁい」

黒岩の元気な声と太宰の間抜けな声が商店街に響いた

「いい子でしょうるいちゃんは。どうです？」

「んーいいんじゃない？」

「しかし珍しいですね乱歩さん。まさか貴方からくるなんて思ってもみませんでしたよ」

「...少し気になる子がいたからね」

「それでどうでした？」

「大当たり」

「やはりか」

「剏めての御使い...ルーシー..間違いないね」

「？なんですかそれ」

「あの子がボソボソ言ってたことだよ。」

「剏めての御使い...鏡花ちゃん事か。明日ありますもんね。で、ルーシーは」

「ルーシー・M・モンゴメリ。先日敦くん達を襲った組合のメンバーだ」

「なるほど...彼女は未来が読める異能者ですかね」

「...そうだね。あるいは...」

「あるいは？」

「いや、なんでもない」

「えぇ気になりますよ乱歩さ〜ん」

「まあ、マフィアに見つかる前に探偵社に入れといたほうがいいね」

「ですねぇ」

「未来がわかるとなると敵に回ったら相当厄介だ」


「じゃあるいちゃんと一緒に彼女を探偵社に」

「そうだね。なんとしてでも入れなきゃ」

「了解しました」

「さっ駄菓子屋寄って帰ろう！社長が待ってる！」

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