【文スト】モブでいい。モブがいい。2

番外編2 ページ13

｢あむぴいたんだー今日は休みだと思ってたわー｣

実ちゃんがぽそっと呟いた


....実ちゃん安室さんのことあむぴって呼んでるんですね


へぇーと思って見てると実ちゃんは私が｢あむぴとは｣と思ってると感じたらしく説明をしてくれた


｢あむぴっていうのはここの店員さんだよー。JKにあむぴって呼ばれてるの聞いちゃってさー面白いから私もそう呼んでる｣


｢成程｣


確かにあむぴって響き可愛いですよね


命名した人すごいです


｢で、そのあむぴまじイケメンでさー。まぁ私のタイプでは全然ないんだけど｣


タイプじゃないんかい


｢私のタイプ黒髪で強そうなイケオジだもーん｣


なるほど...赤井さんとか？


｢意外ですねー私てっきり年下がタイプなのかと｣

｢年下とか無理無理ーあむぴなんて絶対私達より年下でしょー｣


私達より年上ですねあむぴ


｢もっと詳しくいうと高身長で歳は30代前半がベスト。ニット帽とか被ってるとなお良し。身体能力も高くて...んーそうだな射撃とかが上手い人がいいな｣

｢....｣


それピンポイントで赤井さんじゃないですかあああああ！！

実ちゃん！いつもみたいな｢〜でー｣みたいな間延びした喋り方はどこ行ったんですか！？


もしや貴方私と一緒でトリップした人？！あむぴの気を引きたくてそんなこと言ってるの？！


｢あ、あとウイスキーで例えるなら...ライかな｣


｢...へ、へぇー！！そうなんですか！そんな人なかなかいないと思いますけどね！｣


やめて！！見てる！見てる見てる見てる！！あむぴガン見してる！てかいつの間に出てきたんですか？！？


｢職業が警察かFBIだったらもっと良き｣


貴方はもう黙ってて実ちゃん！！


｢おまたせしましたハムサンド2つでございます。お飲み物は後程持ってきますね｣

｢あ、ありがとうがざいます...｣


あむぴの目が！！目がァァァ！！！笑ってない！！


でも今回目を付けられてるのは私じゃなくて実ちゃん！アウト寄りのセーフ！


なんか聞いてくるかと思ったら意外にも何も言わずに去っていったあむぴ


｢...びっくりしたーあむぴの顔まじ怖かったんだけどー迷惑な客でもいたのかなー｣


100%貴方が原因ですよ


ジト目で実ちゃんを見ていたら何処か聞き覚えのある声で話しかけられた


｢ねぇねぇお姉さん達｣

｢わー何この子超かわいいー｣



..........は



コナンくん??えっなんで??????いつ来た??てか今日平日の昼だよ????なんでいるの?


学校行きなさい??

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