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早番の仕事が終わって、まだ体力が余ってそうだしプールへ向かった。
貧乏くさいと笑ってくれ。なんなら、ここで風呂も済ませてく事も。
家の風呂は狭いし、サウナにも入れるし一石二鳥。
この時間のプールは殆ど人もおらんし快適や。
今夜もそのつもりで、水着に着替えてプールサイドへ進んでいくと、バシャバシャ音が聞こえる。
あれ、先客おるやん。珍し。
会員さんやったらめんどいなー…なんて思いながら中に入ってくと…
「えっ!?!?」
なんか、ど真ん中で暴れ…つーか、溺れてね?
よりによって監視員の子も何故か持ち場を離れてる。
「大丈夫ですかっ!!!」
体は勝手に動いてて、水泳キャップを被るのも忘れてプールへ飛び込んだ。
そのまままっすぐ溺れてる人の所まで泳いで、抱き抱えるみたいに腰に手を回す。
その感触から男では無いって事だけは分かった。
その状態で声をかけて意識があるのを確認してから顔を見ると…
「上田さん!?」
マジかよ。もしや、泳げない子?
あっちも俺と分かって驚いた顔をしていて、だけど安心したような表情にも見えた。
プールやから当然やけど、ノーメイクだから普段より幼く見える。
普通こういうの見られるの嫌がるよな?
そんな素振り無いって事は俺なんかなーーんとも思われてないって事やんな。
いや、ええけどさ。
なんか、ちょっとだけ
ムカつく。
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あお(プロフ) - はじめまして!この作品を見させていただいております^ ^なんかついつい続きが気になってどんどん読んでいってしまいました!あと、移行する前にメッセージがあったのがなんか嬉しかったです^^いまから次の話を見てきます!楽しみです(^ ^) (2019年4月25日 0時) (レス) id: 735c60907d (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ミルキァさん» コメントとご指摘ありがとうございます!直しました(^-^;また続きもよろしくお願いします(^-^) (2019年2月13日 16時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキァ(プロフ) - コメント失礼致します!いつも楽しませて頂いています(*^^*)48の投稿の転勤が天気になってると思います。違ったらごめんなさい(;_;) (2019年2月13日 1時) (レス) id: d4ceab3b1f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ゆっぽんさん» コメントありがとうございます。頂いた日からなかなか更新が出来ず申し訳ないです_(。。)_落ち着いたらまた描き始めますので、その時はぜひ読んでやってください♪ (2019年2月10日 22時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぽん(プロフ) - 初めまして!この小説とっても大好きで唯一毎日チェックさせて頂いてます。毎日更新していただいてありがとうございます!これからも楽しみにしてます( ^ω^ ) (2019年2月9日 1時) (レス) id: ae7f2f8e0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2019年1月16日 20時