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相手の女の子は個人経営の会社の社長娘。
私の元ダンナさんは、働いていた会社を辞めて、再婚してそこへ再就職した。
私がきちんと知ってるのはそこまでて、それ以降どうしてるのかは知らない。
だけど誰も何も言わないって事は、それなりに幸せなんだろうって思ってる。
職場のホテルで結婚式を挙げたから、こんなにすぐ浮気されて離婚したなんて気まず過ぎて、私は仕事を辞めた。
昔からの友達に会うと彼のことを思い出しちゃうから、できれば東京を離れたかった。
誰も私のことを知らない場所に行きたい。
だけど、完全なひとりぼっちになるのは怖い。
そんなボロボロの私に救いの手を差し伸べてくれたのが淳太くん。
「A、調理師と食品衛生責任者の資格持ってるんやろ?
東京におるのが嫌やったら、俺が出してる店に来るか?」
淳太くんは大阪で花屋カフェを経営していて、おまけに不動産も何個か持ってるから一部屋貸してくれるという。
昔から優しくて大好きなお兄ちゃんみたいな存在だったから、両親も淳太くんなら、と勧めてくれた。
「ずっといても良いし、落ち着いたら他へ就活しても良いから。
好きな物作って、仕事して、嫌なこと忘れろ」
そんな淳太くんに救われた。
アルバイトの友ちゃんは明るくて可愛らしくて、とても良い子。
私がバツイチって事は話したけど、アレコレ聞いてこない優しい子だった。
一生恋愛しないとは言わないけど、当分は無理って思ってたのに。
それなのに、重岡さんが現れた。
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さくら(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます^_^過去の作品から読んでくださってるんですね、とても嬉しいです♪新作もよろしくお願いします☆ (2018年4月22日 7時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - さくらさんこんにちわ。新作おめでとうございます。マシェリからお話し読ませて頂いてます。さくらさんのお話しはどれも大好きです。新作も頑張ってください(^ ^) (2018年4月21日 23時) (レス) id: 07c55f30e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2018年4月21日 11時