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38☆ ページ38

相手の女の子は個人経営の会社の社長娘。



私の元ダンナさんは、働いていた会社を辞めて、再婚してそこへ再就職した。



私がきちんと知ってるのはそこまでて、それ以降どうしてるのかは知らない。






だけど誰も何も言わないって事は、それなりに幸せなんだろうって思ってる。







職場のホテルで結婚式を挙げたから、こんなにすぐ浮気されて離婚したなんて気まず過ぎて、私は仕事を辞めた。






昔からの友達に会うと彼のことを思い出しちゃうから、できれば東京を離れたかった。







誰も私のことを知らない場所に行きたい。







だけど、完全なひとりぼっちになるのは怖い。







そんなボロボロの私に救いの手を差し伸べてくれたのが淳太くん。








「A、調理師と食品衛生責任者の資格持ってるんやろ?



東京におるのが嫌やったら、俺が出してる店に来るか?」






淳太くんは大阪で花屋カフェを経営していて、おまけに不動産も何個か持ってるから一部屋貸してくれるという。



昔から優しくて大好きなお兄ちゃんみたいな存在だったから、両親も淳太くんなら、と勧めてくれた。







「ずっといても良いし、落ち着いたら他へ就活しても良いから。



好きな物作って、仕事して、嫌なこと忘れろ」






そんな淳太くんに救われた。






アルバイトの友ちゃんは明るくて可愛らしくて、とても良い子。

私がバツイチって事は話したけど、アレコレ聞いてこない優しい子だった。







一生恋愛しないとは言わないけど、当分は無理って思ってたのに。







それなのに、重岡さんが現れた。

39☆→←37☆



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さくら(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます^_^過去の作品から読んでくださってるんですね、とても嬉しいです♪新作もよろしくお願いします☆ (2018年4月22日 7時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - さくらさんこんにちわ。新作おめでとうございます。マシェリからお話し読ませて頂いてます。さくらさんのお話しはどれも大好きです。新作も頑張ってください(^ ^) (2018年4月21日 23時) (レス) id: 07c55f30e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくら | 作成日時:2018年4月21日 11時

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