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しばらくその状態でいたのに、重岡くんは突然離れて、周りをキョロキョロ見渡しだした。




その目が尋常じゃないくらい警戒してて、思わず吹き出して笑ってしまう。







「なに、どうしたの?」


「いや。ぜっったい神ちゃんとかどっか隠れてるやろっ」


「神ちゃんは合鍵でも持ってるの?」


「持ってへんけど、何らかの裏技を使って…!」


「ふふふ、野良猫みたいな警戒心だね」








私が全く動じてないのを見て、やっとこれは冗談じゃないと思ったのかキョロキョロするのを止めた。








「まだ信じられへんのやけど…」


「…どうして?」


「だって、俺が言うのも何やけど、俺やったら藤井さん選ぶで?俺か藤井さんやったら…」


「なら、流星くん選ぼうか?」


「いや、アカンけどっっ!!!




…そんくらい、信じられへんのやって…」


「…うん。私も信じられないよ、自分が」


「ほらっ!ほらな、騙すんなら大概やで、お前ほんま悪魔みたいな女やなっ」








気持ちを伝えるまでは、私は超緊張してた。




だけど、あまりの重岡くんのうろたえぶりに、逆にどんどん冷静になっていく。


私がしっかりしなきゃ、みたいな感じで。







「そんなんじゃないってば。

…じゃあ、どうしたら良い?何て言えば信じてくれるの?」


「分からん…それくらい、信じられへん…」


「そっか…ごめんね。私がずっとハッキリしなかったからだよね…」







この山のように高い警戒心、どうしたら崩せるんだろう。







しばらく考えていると、フワっと抱きしめられた。







「……ほんまならさ……」


「……うん…」


「帰さんでもええよな…?今夜」








それって、つまりそういうことで







もう、断る理由は無いから






「…うん。いいよ」








胸の中で、小さく頷いた。

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ひろちゃん(プロフ) - 何回読んでもいいお話( ; ; )占ツクで散々色んなの読んできてどれも素敵だったけど、ほんとにほんとにこの作品が一番大好きです(>_<)物語も綺麗でほんとに大好きな作品です!これからもたくさん書いてください!ほんとにファンです!! (1月4日 1時) (レス) id: b3980d9be3 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 恋夏さん» コメントありがとうございます^_^読み手の方に少しでも喜んで頂けた作品になり、とても嬉しく思います。最後まで読んでくださりありがとうございました! (10月3日 19時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - green songさん» お返事が遅くなり申し訳ありません(;o;)久しぶりに自分で読み返してみて、改めて重岡くんみたいな人が側にいたら良いのに…と自画自賛してしまいました笑。拙い文章でしたが、喜んで頂けて嬉しいです。最後まで読んでくださりありがとうございました! (10月3日 19時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
恋夏 - 最後本気で号泣してました!とてもいいお話でした。最高です! (10月1日 22時) (レス) id: bda6d95fa7 (このIDを非表示/違反報告)
green song - とてもいいお話でキュンとしました!!また読み返したくなるお話です!また素敵なお話をお願いします!! (2018年3月28日 12時) (レス) id: 702ccfe687 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくら | 作成日時:2018年3月11日 10時

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