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重岡くんが去って空いた席に、霤弔気鵑来て座った。
すっごいニヤニヤしてるし、何を言いたいかは一目瞭然。
「自分、シゲの彼女なん?」
「まさか!そんなわけないですっ」
「いやぁ、でもさっきの見たら…。あいつ案外潔癖やし、ただの同僚とかにあんな事するとかありえへんけどな」
「…幼馴染、だからですかね。昔から知ってるから」
幼馴染って程じゃないけど。あのピアノ教室が同じだっただけで、殆ど絡んだ事無いし。
だけどこの霤弔気鵑らの攻撃を交わすには、今はそれしか無い。
「えっ!?そーやったん!
そっかぁ、そういう事かぁ。てっきり、新しく彼女作ったんかと思ってたわ。ごめんなぁ」
「いえ…大丈夫です。彼女はいないと思いますよ」
そっかそっかと、何やらホッとした様子の霤弔気鵑呂修里泙淆海韻拭
「実はさ、あいつの元カノに東京で彼女できてないか確認してきてって頼まれてん。
未練タラタラやから、残念やなーって思って」
「…重岡くんは一方的にフラれたみたいに言ってましたけど…後輩の女の子の事ですよね?」
「おん、そうそう。いやー…あれは確かに彼女から別れてるけど、実際はシゲがフッたようなもんやで。
聞いてる?彼女に相談しないで、勝手に本社異動申請したってやつ」
「はい。ショックですよね、彼女さん…」
「やろ?……でも、本社行きけしかけた始まりは俺やったから、ちょっと2人の事に責任感じてた部分もあんねん。
だから、もしまだシゲがフリーで、また少しでも元カノに気持ちあるなら戻れないんかなぁって思って…」
霤弔気鵑呂修Ω世い覆ら、ステージ上で余興の準備を始めた重岡くんを眺める。
その様子から、重岡くんと彼女は良いカップルだったんだなってのが伝わって切なくなった。
それでも、音合わせしながら神ちゃんと楽しそうに笑ってる。
なんか…恋愛って、難しい。
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さくら(プロフ) - あやかさん» はじめまして^_^コメントありがとうございます♪過去の作品まで目を通して頂けて有り難いです♪重岡くんはどんな風に頑張るのか?応援是非お願いします☆ (2018年2月14日 19時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めてコメント書かせていただきます!ストロベリーフィズで初めてさくらさんのお話を読みました、そこからもうさくらさんのお話が大好きです!!重岡くんとどうなるのかな〜ってワクワクしながら読んでます!これからも投稿楽しみにしてます♪! (2018年2月14日 1時) (レス) id: 63b004c391 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - カフェオレさん» コメントありがとうございます^_^焦れったいお二人ですが、見守ってくださると嬉しいです♪続きもよろしくお願いします! (2018年2月12日 7時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ(プロフ) - この小説、すごく好きです!更新、まってまーす!! 頑張ってください! (2018年2月11日 11時) (レス) id: 48d51abbe2 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ナポリタンさん» こんにちは、コメントありございます^_^続きも楽しんで頂けるよう更新頑張ります♪ (2018年2月6日 15時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2018年1月24日 23時