６ 北山・side ページ6
高橋が合流すると聞いて、みんなの視線が俺に集まった。
何だよ、一番気まずいのは俺だっつーの。
森ちゃんは藤ヶ谷大好き光線が凄くて、正面に座ってる俺としては見てるとだんだん恥ずかしくなってきて、弄るしか無くなってくる。
俺らからすれば、森ちゃん可愛いし、絶対隠れ巨乳だし、プリンとしててえろいし、藤ヶ谷は付き合っちゃえばいいのにって思う。
でも、そー言うと藤ヶ谷は笑って誤魔化すんだよなぁ。
少しして、高橋がやって来た。
案の定俺の顔見て、一瞬固まる。
俺だって、そーゆー反応したいわ。
すぐ持ち直して、二階堂の横に座った。
二人で仲良く話してて、何話してるのか超気になるけど、聞き耳たてるなんてかっこ悪くてできないでしょ。
興味の無いフリに必死。
森「あっ。そう言えばさ、キタミツって恭子さんに告白されたんだって？」
いきなりぶっこんでくるから、飲んでたビール吹きそうになった。
恭子さんは３コ年上の先輩で、俺の社内の愛称である『キタミツ』をつけた人。
割りと早い時期から、いつも側にいたから薄々感づいてはいたけど…
「ちょ…森ちゃん、何で知ってるの？」
森「給湯室で恭子さんが同期の人たちと話してたの聞いちゃった。ね、何で断ったの？超仲良かったじゃん」
藤ヶ谷「たしかに。あの北山の態度でなら、イケるかもって期待しても仕方なかった気もするけど？」
だって先輩だし、女の人だし、ヨイショして喜ばせる努力するのは当然でしょ。
それ以上でも、それ以下でも無かったから、断った時の恭子さんの顔見たときは何とも言えない気持ちになった。
「何でって…好きじゃなかったから付き合えないよ。
先輩なんだし、中途半端なことできないっしょ」
二階堂「へー…。でもさ、恭子さん綺麗だし、付き合ってから好きになるかもしれないんだから、俺だったらオッケーするけどなぁ。
ミツ彼女いないよね？もったいなーい」
「…まぁ、そーゆう考えも出来るけどさ…。でも、俺は無理なの！
自分が好きじゃないと付き合えない」
高橋がどんな表情してるか怖くて見れないけど…俺の考え、間違ってないよな？
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さくらんぼ(プロフ) - えりんぎさん» えりんぎさん、コメントありがとうございます♪今久しぶりに読み返して、もどかしい。。。笑となりました。楽しんで貰えて嬉しいです(о＾∇＾о)１年前の作品なのに、なんだか懐かしくてほっこりです♪ (2017年1月21日 17時) (
レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎ(プロフ) - その後の北山君のシーン見ちゃうとなんか切ないです・・・笑 あ〜日奈ちゃん・・・って笑 (2017年1月21日 13時) (レス) id: 424e396b6c (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎ(プロフ) - こんにちは！！ みっくんファンのえりんぎです♪lucky colorとってもおもしろくて一気に読んじゃいました！！ このもどかしい関係・・・ どうなるのかとっても楽しみです！！ でも主人公ちゃん、「同期なんかめんどくさい！！」って言っちゃうなんて・・・笑 (2017年1月21日 13時) (レス) id: 424e396b6c (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 由貴さん» コメントありがとうございます！part２に続いてますので、是非読んで貰えると嬉しいです♪ (2016年1月14日 17時) (レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!!続きが気になります!! (2016年1月13日 22時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2015年12月27日 16時
