50 北山・side ページ50
木崎さんのこと誤解してたかも。お姫さまの扱いしてほしくて、色んな男に媚びて気を持たせて振り回して…そーゆうタイプかと思ってた。
玉森「他に好きな子いるとか?」
「…わかんね。つーか、同期とは…」
玉森「めんどくさいから手出さないって。まだ、拘ってるんだ?頑固だねぇ」
「頑固だよ。…ンだよ、みんなして誰が好きとか…そんなんばっかかよ」
宮田「どうしたの。何か、昨日からおかしくない?1軒めの時は普通だったよね」
「別に…何でもない」
玉森「俺さ…分かるよ?ミツが実は好きな人」
「は?おい、やめろよ。勝手に決めんなって」
玉森「いいじゃん、俺の勝手な予想だし」
「…違うし」
玉森「まだ言ってないじゃん」
「そーだけど…」
玉森「…高橋A。ミツが、気になってしょーがない相手」
うわ…。コイツ、ぼーっとしてて他人に興味ありませんみたいな顔してるくせに…。
玉森「んふふ、当たりっしょ」
宮田「え?高橋さん?まじかー全然気づかなかったぁ。でも二人があんまり絡んでるイメージないけど」
玉森「昨日思ったんだよね。俺らのテーブルにいて、日奈ちゃんとかめっちゃまとわりついてるのにミツの目線はずーっと別ンとこ。
辿ってみると…高橋A!どう?俺のコ○ンばりの推理」
玉森恐るべし。
でも、認めるわけにはいかない。俺、頑固だし。
「…高橋には昨日絶交された」
玉森「え?絶交?…子供じゃん」
「必要以上に関わらないって言われた。ついでに玉森の推理もハズレ!
俺は同期なんかと絶対付き合わないし、好きにもならないから」
宮田「拗らせてるねぇ。やだやだ、めんどくさ」
玉森「…でもさぁ、いつかきっと、ミツが辛くなる時来ると思うよ。高橋A狙い、割りと多そうだし」
「…だから、高橋は関係ないんだって」
そんなの、自分でも分かってる。
もし明日高橋が彼氏できましたー♪とかなったら、俺はこの上無く落ち込むんだろうな。
傷つくのが怖くて勝手に恋愛出来ないだけの自分が、情けなくて涙出そう。
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さくらんぼ(プロフ) - えりんぎさん» えりんぎさん、コメントありがとうございます♪今久しぶりに読み返して、もどかしい。。。笑となりました。楽しんで貰えて嬉しいです(о^∇^о)1年前の作品なのに、なんだか懐かしくてほっこりです♪ (2017年1月21日 17時) (レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎ(プロフ) - その後の北山君のシーン見ちゃうとなんか切ないです・・・笑 あ〜日奈ちゃん・・・って笑 (2017年1月21日 13時) (レス) id: 424e396b6c (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎ(プロフ) - こんにちは!! みっくんファンのえりんぎです♪lucky colorとってもおもしろくて一気に読んじゃいました!! このもどかしい関係・・・ どうなるのかとっても楽しみです!! でも主人公ちゃん、「同期なんかめんどくさい!!」って言っちゃうなんて・・・笑 (2017年1月21日 13時) (レス) id: 424e396b6c (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 由貴さん» コメントありがとうございます!part2に続いてますので、是非読んで貰えると嬉しいです♪ (2016年1月14日 17時) (レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!!続きが気になります!! (2016年1月13日 22時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2015年12月27日 16時