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あ「・・・・はい・・・・・」
兄「（人２）が発作を起こして、、、、、、このままだと１時間も持たないって」
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もう頭の中が真っ白で何も考えられない。
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あ「行かなきゃ、、、」
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私は全力で走った
今まで生きてきた中で一番早く。
（人２）だからだよ。。。。。
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[ ウィーン]
あ「ハァ ハァ ハァ」
ガラガラ
兄「Aちゃんっ」
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あ「（人２）、、（人２）はっ！？」
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（人２）のお兄さんが弱っている（人２）を見た。
兄「もう・・・・ダメみただ・・・・・・・・・・」
あ「そんなっっっ」
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私は（人２）の元に近づき手を握りながら大粒の涙を流した。
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あ「ねえ（人２）！ダメだよ、、まだ私たちやり残してることとかイッパイ あるじゃんっ全然足りないよ、、（人２）との思い出全然足りない よ・・・・・」
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そのとき（人２）がゆっくりと呼吸器を外した
あ「（人２）？」
どんどん私に近づいてくる
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チュッ
今まで（人２）と付き合ってきた中で初めて私たちは本当のキスをした。
（人２）の唇はなんだか寂しくて、でも温かかった。
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[ピーーーーーーーーーーー]
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あ「（人２）っ・・・・・」
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（人２）はなにを言うわけでもなく私にキスをして
今まで触れ合っていたのに、数分としないうちに手の届かない遠い存在になってしまった。
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[○月△日午後９時４０分永眠いたしました]
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兄「グスッ、、、、」
（人２）のご両親は泣き崩れていた。
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もう、（人２）はいない。
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aoi(プロフ) - 面白い・・・って言うかもう感動☆ (2013年3月21日 10時) (
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作者名：こあら | 作成日時：2012年7月12日 21時
