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24話・end ページ25

あんなことがあったあとだから、皆仕事が立て込んでいただろうに、1時間後には全員が病室に集まっていた。







萩原はその1時間で、簡易的な検査を済ませなんとか普通に会話できるくらいには回復していた。





諸「目が覚めてよかったよ。萩原。」


降「一時はどうなるかと思ったよ。」


萩「おう!心配かけたな諸伏ちゃん!降谷ちゃん!」



伊「体は大丈夫なのか?」



萩「まだうまく動かせねぇけど、ぜーんぜん大丈夫!」



3人と萩原が話している間も、松田とAは何も話さずにいた。目線だけは、今元気に話している萩原を焼き付けるかのように逸らさずにいる。



3人は小一時間話すとまだ仕事残っていると言って、それぞれ帰っていった。



病室には依然無言を貫いていたAと松田だけが残された。



萩「あー…Aちゃん、あのときは、任せてって言ったのにごめんね…。」



『…ハギが謝ることじゃないよ…。ほんとに…目が覚めてよかった…!』


萩「…ありがとう。」



視界に入った萩原は数年ぶりに見る、朗らかな微笑みを浮かべていて、また、涙が溢れてくる。



萩「陣平ちゃんもあのときの電話…」



松「ハギ…。約束通り、仇…取ったぞ。Aと、俺で。

けど、2度とあんなふざけたこと言うんじゃねぇ…!」





萩「…!…あぁ、約束する。」





松田はAと肩を組んで近寄ると萩原に拳を向けた。

萩原は一瞬驚いた顔をした後微笑むと、応えるかのように拳を出した。



萩「ほら、Aちゃんも!」


『えっ、うん。』



Aが混乱混じりに手を差し出すと、3人の拳がぶつかった。

あの頃と変わらない、無邪気な笑顔で。







〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ハロウィンの花嫁編完結!!!!!!!
ということで、警察学校編に続きます…!



ひとまず、この降谷の双子の妹は捜査一課【名探偵コナン】【ハロウィンの花嫁】を応援してくださった皆様ありがとうございます…!



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一日一話のゆっくり更新にお付き合いいただきありがとうございました〜!

警察学校編もよろしければご覧ください!




それでは、次のお話でお会いしましょう〜!!


2022/06/08 作者・S丸

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星空ブリキ - わーしすこんd(これ以上言うと降谷さんに怒られるので言わないどきます) (2022年7月3日 12時) (レス) @page27 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - S丸さん» おけだす! (2022年6月19日 19時) (レス) id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
S丸(プロフ) - みみこさん» ありがとうございます〜!! (2022年6月19日 18時) (レス) id: a42ffbde28 (このIDを非表示/違反報告)
S丸(プロフ) - しゅるさん» こちらこそありがとうございました〜〜!!こんな感じでよろしかったですかね…?? (2022年6月19日 18時) (レス) id: a42ffbde28 (このIDを非表示/違反報告)
みみこ(プロフ) - こういうの大好きです!!シスコン降谷さん最高! (2022年6月19日 17時) (レス) @page27 id: 2d0bd82d4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:S丸 | 作成日時:2022年5月22日 18時

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