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15話 ページ16

結婚式の護衛任務の前に一応診察を受けることとなったAと付き添いの伊達、松田の3人が歩いていると、後ろから声がかかった。




?「大変だったみたいだね。」




振り向くとそこには、フードを被った2人の男が立っていた。






『…零!ヒロも…』



諸「無事でよかったよ。A。」



松「あれはどーにかなったのかよ。」


降「あぁ、例の少年と僕の優秀な部下のおかげでつい先ほどね。」



伊「それで、こんなとこで待ち伏せて何の用だ?」



伊達がそう尋ねると、諸伏は3人にタブレットを差し出した。



諸「これが、Aを襲った組織。名前は[ナーダ・ウニチトージティ]。独自にプラーミャを追跡しているらしいよ。」



『息の根を止めねば…か。』



降「あぁ。そして、プラーミャの正体や目的も概ねわかった。僕はこれから、奴を追い詰める。君たちも協力してくれ。」



松「わかった。作戦を聞かせろ、ゼロ。」







__________________



診察を終えたAたちは、結婚式の警護をしている目暮たちに合流した。



『遅くなってすいません!目暮警部!』


目「おー、戻ったかね。降谷くん、松田くん、伊達くん。
早速で悪いんだが、降谷くんは新婦の警護、松田くんは村中の警護、伊達くんは周辺の警備に当たってくれないか。」



『わかりました!』





Aは、二人と別れると新婦控室の扉を叩いた。



『…失礼します。』

佐「Aさん!もう、動いて大丈夫なんですか!」


『えぇ、どこも怪我してないし、うちの部署の女性は私たちしかいないしね。』


Aは刺さるような視線を感じ振り向いたが、そこにはただ不安そうにしている新婦が一人いるだけだった。



『…クリスティーヌさん。大丈夫ですか?』



ク「…正直、怖くてたまらないの。日本で、もう2人も殺しているんでしょう?それに、子供たちが巻き込まれたあのビルの爆弾…。」



佐「大丈夫。プラーミャには指一本触れさせませんから。」



佐藤がそう伝えたものの、彼女の顔が晴れることはなく、俯いたまま、椅子に腰を下ろした。





〜〜〜〜〜〜〜〜

そろそろラストが見えてきました…!

作者あるあるなのですが途中の展開は決まってなくて主要シーンはもう決まってるって感じなんですよね。なので今週末には完結するかなって感じです。


駆け抜けますのであと数話、お付き合いください!

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星空ブリキ - わーしすこんd(これ以上言うと降谷さんに怒られるので言わないどきます) (2022年7月3日 12時) (レス) @page27 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - S丸さん» おけだす! (2022年6月19日 19時) (レス) id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
S丸(プロフ) - みみこさん» ありがとうございます〜!! (2022年6月19日 18時) (レス) id: a42ffbde28 (このIDを非表示/違反報告)
S丸(プロフ) - しゅるさん» こちらこそありがとうございました〜〜!!こんな感じでよろしかったですかね…?? (2022年6月19日 18時) (レス) id: a42ffbde28 (このIDを非表示/違反報告)
みみこ(プロフ) - こういうの大好きです!!シスコン降谷さん最高! (2022年6月19日 17時) (レス) @page27 id: 2d0bd82d4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:S丸 | 作成日時:2022年5月22日 18時

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