天才鬼殺少女は笑えない【KZ】【KZ×鬼滅】

#嫌な予感 ページ39

彩ちゃんの設定がややこしくなってきましたね。彩ちゃんにはいくつもの秘密があります。まず彩ちゃんが感情が亡くなったのは偽物の母のせいです。これは原作に出てくる母ではなくオリキャラです。偽物母は性格は悪かったけどちゃんと彩ちゃんの事は愛してはいました。だけど八つ当たりで蹴ってしまい彩ちゃんに勘違いされています。今も生きていて彩に会いたいと願っています。


彩目線です。

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｢彩はいつからいたんだ？｣


隣を歩く炭治郎はふた私に話しかける。


私はうーんと首を傾げた。


ずっとなんだけどね。


『最初からかなぁ…？』


｢マジかっ！？気づかなかったぞっ！！｣


私の言葉に噛み付くように伊之助が話す。


まぁそら鬼がうじうじゃ居るところだと分からないよね。



私は後ろを振り向く。そこには村田さんがいた。



『村田さんも災難でしたよねぇ…』



ずっと黙りこんでいる村田さんに話しかけた。



すると村田さんは分かりやすくビクッと反応する。



ん…。やめて罪悪感が…。



私は思わず苦笑い。



そんなにビビらないでよ…。



その時頭の中にある考えが通り過ぎた。



私はみるみる顔が青ざめる。



｢彩どうした？｣



炭治郎が心配そうに私の顔を除く。



"鴉"だ。



鴉に姿を見られた。



私は唇を噛み締めた。



お館様にバレてしまう。



上杉君にも姿を見られているのに。



『ヤバい…』



今頃きっと私が裏切った"仲間"がこちらに向かっている。



『お願い予感的中しないで』



空を見上げ鴉が消えた方向を睨んだ。



ーーー


｢アーヤが居たァッ！？｣


その頃館では7人の少年が集まっていた。


先程叫んだ少年は机をバンッと叩く。


そして目線に眼鏡を掛けている少年を捉えた睨みつけた。



｢どーゆうことだ上杉っ！｣



上杉と呼ばれた少年はフンと拗ねたように横をむく。



だが負けじともう1人の少年も話しかける。



｢なんで直ぐに報告しなかった！！！｣



顔を真っ赤にさせ怒鳴りつける少年を抑え込む。



｢落ち着け若武｣



｢落ち着いていられるかっ！！｣



ギァギァと叫ぶ若武を美門が鼻で笑った。



｢子供かよ｣



その言葉を聞いた若武は暴れだしたが黒木の力には敵わない。



大人しく抑え込まれた。



｢そんなことより上杉なんでアーヤを見た時直ぐに俺らに報告しなかった。お館様に言われるまでお前言う気なかっただろ。｣

#上杉の優しさ→←#言わないで

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