天才鬼殺少女は笑えない【KZ】【KZ×鬼滅】

#この世界は ページ36

あぁ新作作りたい…。

炭治郎目線です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ありがとう」

「伊之助も一緒に来ると言ってくれて心強かった」

「山の中からきた捩れたような…」

「禍々しい匂いに俺は少し体が竦んだんだ」





この言葉に嘘はない。




俺は今隣を歩いてくれている伊之助に心からの感謝をしている。




今でも恐怖に震えている。




だけど



「ありがとう」




着いてきてくれて。俺はニコリと笑った。伊之助は固まっている。




伊之助の周りからホワホワと白い物が飛んでいる。




なんだこれ？




俺は首を傾げたまま伊之助の様子を伺っていたがある光景に目が止まった。





呆然とある男の人が座っていたからだ。





鬼殺隊の服を着ているので彼は隊員だろう。





どこか彼は絶望している。死を待っているかのように。





俺は彼に近ずきそっと彼の髪の毛に触れる。




ビクッと大きく肩を揺らしバッとこちらを振り向いた彼はやはり恐怖に支配されていた。




「応援に来ました。階級・癸竈門炭治郎です。」





「癸…癸…！！」




彼の頬から冷や汗が出てくる。




「なんで柱じゃないんだ…！！癸なんて何人来ても同じだ意味がない！！」




俺は顔を顰める。




酷い言われようだ。




きっと相当焦っているのだろう。




かける言葉もなく固まっているとある匂いがフワリと俺の鼻を直撃した。




『私"甲"ですよ』




高く響くソプラノの声。花のような匂い。




俺はハッとなり後を振り向いた。




「彩…！！」




そこにはずっと会えなかった会いたかった彩がコツンと立っていた。




綺麗な髪の毛をふわりと揺らし俺と同じ赤い瞳。
長いまつ毛に大きな目。





こてんと首を傾げた彩が"そこにいた"




昼見る彩じゃなく初めてあった彩。




「彩…その髪…」




伊之助は震えながら彩の綺麗な髪の毛を指さした。





そう彼女はショコラブラウンの髪の色をしていたが今は銀色と赤色のグラデーションの髪。髪の毛も腰まで伸びている。まるで禰豆子のように。





彩は一瞬顔を歪ませた。




だが直ぐに髪の毛を掴み伊之助と俺を見ながら微笑む。表情は硬いからきっと心からの笑みではなさそうだ。





『これは私への"呪い"鬼狩りをする時はこの色に染る。』





彩は忌々しそうに自分の髪の毛を睨んだ。





彩はこの色が嫌いらしい。



月の光が反射して彼女を綺麗に照らした。

#自分勝手→←#さすが

ラッキーアイテム

チョコの詰め合わせ

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーキャラクター

砂原

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す