自宅療養 ページ16
あれから翌日には退院して自宅療養に切り替わった
事務所からは
熱愛報道もあった事あとという事もあって2週間は騒ぎが治まるのを待つ為に休めって言われた
それでもドラマの撮影は休めないので、それだけは出演を続行した。
あと２回でクランクアップだから仕方ない
二週間も休める事に最初は喜んだ
でも、日が経つにつれてする事もなく暇を持て余していた
"A今暇してんだろー？みんなで飲んでるから来いよー"
そのLINEのメッセージと共に添付されていた写真には
私と同期の俳優が映っていた
そりゃ…暇かと言われたら暇だけど
一応理由(わけ)あっての休養だしな…
でも楽しそうに映ってるみんなを見てると
混ざりたいなって衝動に駆られる
透子さん…一応出かけるってだけ連絡しておこう
黙って出かけると
また大事になりそうだし
以前、透子さんが初めて担当になった頃
私が無断外出をした時
まさかの警察まで出動する騒ぎになったんだ…
"お疲れ様です。体調よくなってきたので、少し外の空気吸ってきます。帰宅は日付が変わるまでには帰る予定です"
教えてもらったお店までタクシーで向かい
中に案内され入っていく
すべての席が仕切られていて個室になっている為
周囲を気にする必要はないけど
廊下を行き交う人が結構多い為か
にぎやかに思えた
男「Aお疲れ〜」
女「こっちこっち！」
男「とりあえずビールでいいよな？！」
「うん(苦笑)」
上着を脱いで壁に掛けられていたハンガーに袖を通していた
男「あ、そうだ。この後もう一人合流するから」
「ん？そうなんだ。誰？」
男「来てからのお楽しみってことで！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 482人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユル☆
| 作成日時：2018年3月15日 16時
