ＦｉｒｓｔＬｏｖｅ３*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･

約束。 ページ9

ずっと、不安だったのは俺の方。



いつ、なにが起こるかわからないこの世界で、これまで頑張ってこれたのは、



支えてくれる君がいたから。






君を、好きになったときから、




俺の運命の相手は君だけだって決めていた。




君しかいらないって。








けど、君はどうなんだろうって考えると、




いつも不安に襲われてた。




普通じゃない、窮屈な付き合いの中で、



いつの日か、君は疲れて、離れていってしまうんじゃないか、



そんな想像をするだけで、我を失いそうになる。






けれど、今の生活を変えることはできない。




俺の夢はいつしか、現実に叶って、



いまは、俺だけのものじゃない。



一緒に夢を見てくれる人がいる。俺を必要としてくれる人がいる。


その人たちを裏切ることはできない。









だから、、約束が欲しかったんだ。









今のままでも、



君が、永遠に俺のそばにいてくれる、



そう信じさせてくれる、



確証が欲しかったんだ。

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