無気力少女と地上最強イレブン【３】【イナズマイレブン】

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キャラバンを降りて陽花戸中イレブンと挨拶をした。

GKの立向居は円堂に憧れてMFから転向したらしい。

円堂に会えて感激している様子で、なんだか可愛かった。



でもその後に驚いたのが立向居が「見せたいものがある」と言って披露したのは


立向居「『ゴッドハンド』！！！」



円堂の必殺技だったのだ。


こんなことも出来るんだ。


A「(相当頑張ったんだろうな)」









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その後、合同練習が始まった。

円堂は先程貰ったノートに書いてあった究極奥義『正義の鉄拳』を獲得しようと試行錯誤しているようだった。




だからか、

A「あっ、やべ」


私が蹴ったボールに気づいていないようで、

風丸「円堂！！」



そのまま円堂の顔面にぶつかった。


A「……ま、円堂だし大丈夫でしょ。」


風丸「お前なあ(苦笑)」





まあ悪いとは思ってるよ。









次の日に練習試合をする約束をしてその日の練習は終わった。


そして


「「「いただきまーす！！！」」」


夕飯の時間だ。


今日はカレー。


A「いただきます。」


きちんと手を合わせて挨拶して食べ始める。


すると


目金が口から火を吹いて走り回り始めたのだ。


大方木暮のイタズラだろう。


そして木暮も美味しそうに食べる立向居のカレーを1口貰って火を吹いていた。

多分立向居にも同じイタズラを仕込んで、

でも立向居は辛いのが平気だったんだろう。



自業自得だ。


まあ何でもいいんだけど


A「ちゃんと座って食べんか罰当たりなやつらめ。」




食事のマナーはしっかりしましょう。








．






その日の晩


A「ふぁ……(寝れないなあ、やっぱ。)」



と、テントから外に出ると


A「あれ、どうしたの？」


吹雪「！」


キャラバンから吹雪が降りてきた。


どこか儚げで消えてしまいそうな彼。


そっとしておくべきか話を聞くべきなのかはイマイチ分からない。



吹雪「少し上で話さない？」



どうすればいいのか悩んでいたところ、吹雪が困ったような笑顔でそう持ちかけてきた。








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