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真選組動乱篇/土方十四郎 ページ26

「近藤の首を()りたくば、この俺を倒してからにしろ」




トシの顔は私からじゃ見えなくて、ただ黒くて大きな背中だけが目に映った。




「何人たりとも、ここは通さねェ。何人たりとも、俺達の魂は汚させねェ」




やっと鞘から抜けた刀身が、太陽の光を反射して鈍く銀色に輝く。




「俺は、近藤勲を護る最後の砦。真選組を護る、最後の剣」




前を向いて、鞘から剣を引き抜いて。




「真選組副長、土方十四郎だァァ!!」




トシの復活に、神楽と新八が歓喜の声を上げる。


神楽、これからはもう『トッシー』って呼ぶのやめたげて、絶対本人的に黒歴史になるから。




「フン」




1回も後ろを振り返らなかった銀ちゃんが、電車の先頭車両で立ち尽くす近藤さんに目を向けた。




「ワリーな、ゴリラ。そういうこった。残念ながらてめーの依頼は受けられねェ。なんぼ金積まれてもな。Aのコレはテメェのじゃなくて返り血だし何より、」




親指で後ろを指差す。




土方(あっち)が先客だ」




憎たらしい笑顔を見て、近藤さんは目を伏せる。




「万事屋。仕事はここまでじゃなかったのか」




フロントガラスが砕けているお陰で、そこから身体を出す事が出来る。


近藤さんの手を引っ張って、私は彼をパトカーに引き込んだ。




「なァに。延滞料金はしっかり頂くぜ」




助手席に座りながら、銀ちゃんが後ろでそういつも通りに言った。

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(プロフ) - なるほどです!ありがとうございます! (12月17日 18時) (レス) id: d4e761c72f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 哀さん» すみません! 次巻は用意をしただけで、まだ1ページも書けていないんです。でき次第すぐに公開します (12月17日 16時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
アスミ - パスワード教えて欲しいです! (12月17日 15時) (レス) id: 41e9138099 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめまして!とても面白かったです!次の作品も読んで見たいのでパスワードを教えて頂けると嬉しいです! (12月16日 16時) (レス) id: d4e761c72f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - %さん» 結構長いのに、2日で読んで下さるなんて…! とても嬉しいです。頑張ります! (12月15日 22時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作成日時:2019年11月29日 17時

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