片腕の刑事がトリップ！？【ONE PIECE】 (ページ2)

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神様ページ2

神「貴方は、この世界を４１年間生き抜いて。苦しくても前を進み続けた、人間の立派な鏡」

神「偽物じゃなくて本物の実力で、勝ち抜いて」

神「燃え尽きて、燃え尽きて、燃えカスだけで燃やし続けた」

透きとおるような美しい手が、病室で俯く俺の顔を上げた。頭の上には金色に輝くリング。白より白い大きな翼が病室いっぱいに広がる
美しい、その一言だけで表現しきれない。なんて綺麗な

まさに女神。

同時に脳裏には”お迎え”と言う言葉が浮かんだ。
こんなにも美しい神様が来てくれた

俺は人生を全うした気持ちではないが、こんなにも美しい神に

魂を受け渡せるのなら本望

俺はそっと瞼を降ろした

神「けど、貴方には幸せな時間が足りなかった。頑張った時間が多すぎた」

神「貴方は時間の埋め合わせをしないとダメ」

神「貴方には、神の加護を与える。そして新しい世界で生きて、私はその世界には干渉できないけど。」

神「きっとその世界で貴方がする事は、正しくて」

神「幸せを求めることに変わりないから」

突然抱きしめられる、大きな翼が俺を包み込む
神様は少し涙を流していた

神「私も、沢山の、、人生を見てきた」

神「貴方には幸せが、幸せになって…！！」

神「誰かの犠牲になんて…ならないで」

神「自分の為に生きて」

俺は、不思議と暖かい中

意識を手放した。