It’s show time！ (ページ18)

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智side

翔「うぅ.....どっしよ、ねぇ、ど...す、れ、ば、い...の、？」

この言葉を永遠に繰り返す翔くんに何も言ってやれない自分がいる。

ただ、彼の背中をトントンするだけ。

何やってるんだ、リーダーだろ。

心の声が嫌なほど聞こえてくる。

『おうちに帰ろっか。』

そう言おうとしたけど...

いつもは家に帰ったらお兄さんがいたもんね...

智「しばらくはみんなで一緒に住もうか。」

翔「えっ...？」

やっとこ反応してくれた。

だって今までいた人が突然いなくなって。
そんなんで生活できるとは思えない。しかも翔くんだし。笑

雅「いいねー！シェアハウス！？楽しそ！」

和「まぁ、いいですね。」

潤「よっしゃ、俺料理担当～」

翔「に、い、ちゃ...」

今日はとりあえず僕の家に泊まるように声をかけた。

病室を出ていく時、小さく呟いた翔くん。

急になんて受け入れられないよね...

智「僕がお兄ちゃんの代わりになるよ。」

代われるかは分からないけど、それでいいなら。

頑張るからさ、笑ってよ。

智「おやすみ。」

車の中で寝落ちた翔くんのほっぺには涙の後。

大丈夫、4人もいるんだから。

end