It’s show time！ (ページ12)

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翔side

ここまで勉強しなきゃと思ってるのはある理由がある。

元々身体が弱くて産まれてから3年間はずっと病院の中。

その時よりはマシになったけれど、今も学校に行けない日の方が多い。

だから家で勉強をしないといけない。

和潤「ふぇぇぇ～！！！！！！」

雅「ふぇぇぇ～！！！！！ましゃも～！！！！！」

いくら待っても泣き止まない双子を両手で抱っこ。

これ意外ときつい。

それに焼きもちを焼いた雅紀が抱っこをせがんでくる。

なんか言ったらもっと泣くだろうと無視、無視。

和潤「Zzz...」

ようやく寝てくれた双子だけどこいつらは降ろせば泣く。

もういいや、僕は勉強したいんだ。

そろそろ大人になれっ

と雅紀の頭を叩いた。

叩いたって言っても優しくに決まってるでしょ？

子供相手に強くは僕だって叩けないよ。

双子を降ろして勉強道具を持って2階の自分の部屋へと向かった。

下からは泣き声の合唱が聞こえる。

翔「あぁ～もう！」

もうすぐで智にぃが帰ってくるはず。

はぁ。