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4章。ご馳走様でした ページ4
「美味じゃった。ご馳走様。」
箸を置き、両手を合わせ呟く。
気がついたら猫はいなくなっていた。
「ふーむ…暇じゃのう…。今日は遠出でもしてみるかの。」
自分の部屋に戻り、パジャマから私服に着替える。
そしてゆるく髪を一つに結ぶ。
「んー…ランプ…持っていくか否か…。まぁ…バケモノが向かって来ると困るし持っていくとするか。」
昨日の夜から火をつけっぱなしで放置していたので、もう炎は消えていた。
蝋燭を変え、ズボンのポケットにマッチ箱を詰め込んだ。
片手にランプを持ち、バックの中に財布を入れる。
机の上から家の鍵を出すと、窓を閉め、そのまま家を出た。
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作者名:左側に注意 | 作成日時:2017年9月22日 23時