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side 上鳴 電気
今4人とも同じこと考えてると思うわ
絶対あいつは勉強得意だからな！言葉に気をつけろよまじで！
『「…なんでそんな目で見んの？
本当だよ？
郁は昔から幽霊が見えるんだ
個性のせいでいつも幽霊たちが郁に構ってほしくてちょっかい出すから集中できなくてね』」
困ったような笑みを浮かべる郁
毎日そんなんじゃ安心して暮らせねぇわな
俺だったらノイローゼになるわ
上「うわ…それは辛ぇな
俺だったら毎日ビクビクしちまいそう」
瀬「個性なら使わないことできねぇの？」
『「郁の個性は詳しくいうと幽霊とコンタクトを取ることなんだ
幽霊が見えるのは体質が主な原因だからオンオフはできない
優しいから無視もできなくて昔はしょっちゅう泣いてたよ』」
懐かしむように話す郁の前に座る爆豪はその奥を探るように見ていた
その目付き怖ぇよ
爆「郁の個性はそいつらとコンタクトを取るだけじゃねぇだろ？
隠さなくても知ってんだよ」
『「っ…なんでそのこと
郁が自分で話したのか？
…そんなわけない
郁が自分から個性の話をするなんてありえない…
そのことは、家族だけの秘密なんだ
…どうして勝己が知ってるんだ？』」
さっきまでの優しかった翼の目が一気に敵を見るような目に変わった
爆「てめぇから見せてきたんだよ
自分はこんな個性を持ってて
ヒーローが大嫌いだ、って熱弁してやがったな
『「雄英体育祭？
何のことだ？
郁は雄英体育祭なんて見に行ったことないよ
両親が死んでから人の傷とか見るの苦手だから』」
おいおいまずいだろ爆豪
先生に話し合わせてやれって言われたじゃねぇかよ
なにするつもりだ？
勝「あいつが出たんだ
それで会場ボロボロにぶっ壊して先生に取り押さえられて失格になったけどな」
『「…勝己
よくわからないけどその冗談は面白くない
郁はそんなことしないしできない
郁と友達だったのか知らないけど俺は笑えないよ
…ごめん
今日はもう帰るな』」
切「あ！おい！い、じゃなくて翼！！
…行っちまった
何してんだよ！
せっかく教えてもらってたのに！」
勝「っち、逃げやがって」
上「先生に言われただろ？
話し合わせろって
無理に思い出させようとすんのは良くないって」
瀬「そうだぞ
しかも今は郁は死んでると思ってんだろ？
死んだ家族の話掘り返すのは流石にダメだって」
爆豪も舌打ちをすると出て行った
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ゆーゆ - 涙線ガバガバになりました…目がパンパンです()本当感動って感じの小説ありがとうございます… (2021年9月5日 2時) (
レス) id: 7bfda9e817 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 偽りの自分って感じじゃなくて、ただ二人で一人って感じがとても好きです。 (2020年10月18日 22時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 何故か泣いてしまっていました。 (2020年10月18日 22時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
囚人 - 俺、泣いちゃいました。更新頑張って下さい！楽しみにしてます (2018年10月27日 23時) (レス) id: 235e75e60a (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 45が抜けてますよ (2018年10月7日 23時) (レス) id: 79e4fb54ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すえさん
| 作成日時：2018年7月8日 13時
