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side 爆豪 勝己
緑「…何言ってるんだ？
きみは死んでない！
死んだのは…きみのお兄さんだ」
『「あははっなんの冗談だよ緑谷
緑谷は郁と友達だったのか？
だとしたら俺から礼を言うよ
郁と仲良くしてくれてありがとう』」
クソデクの本気の顔も冗談だと流して悲しそうに礼を言うこいつ
本当に記憶がトんでんのか…？
他の奴らも困惑している中、教室のドアが開いた
相「お前らもう時間だぞ
何突っ立ってんだ、早く座れ」
切「先生！
幽辺がおかしいんです！
自分のことを幽辺 翼だって言ってて…
郁は、死んだって…」
相「…その話は後だ
HRを始める」
先生は幽辺を一瞥して話を始めた
どう考えてもおかしいだろ
こいつはなんか知ってやがんのか
見た目は幽霊野郎なのに中身は兄貴だとか信じられるか
HRが終わると幽霊野郎は保健室に行くように言われ先生はその場に残った
相「お前らが気になっていた幽辺の話だ」
先生は１つ空いた席に視線を落とした
相「知っている通り今あいつの中身は
_____________郁の兄貴、翼になっている
過度なストレスによる記憶の混濁状態だ
なるべく刺激しないように話を合わせてやれ
翼は本当にヒーロー志望で郁とは真逆の性格だ
郁よりは付き合いやすいはずだからな」
轟「…戻る見込みはあるんですか」
相「…さぁ、本人次第だな
話は以上
迷惑をかけるが新しいクラスメイトとして仲良くしてやってくれ」
そう言って先生は出て行った
また甘やかして逃すのか
そんなことしたってあいつは何も変わんねぇだろうが
保健室から帰って来た幽霊野郎もどきはまた笑顔で周りのやつに話しかけていた
そっちがそうやって逃げる気なら徹底的に追い詰めてやる
爆「おい
俺がそう呼んでやれば他の奴らは驚いた顔をしてそいつは周りを見渡したあと、苦笑いで自分か？と首を傾げ自分を指差した
爆「てめぇしかいねぇだろうが郁
来たばっかでわかんねぇことがあんだろうが
少しの間、俺が一緒にいてやるよ
ありがたく思え」
周りのやつはもっと驚いた顔で俺を見た
別に優しくするつもりはねぇよ
あいつを思ってそばにいてきた翼を少し可哀想に思っただけだ
『「ありがとな爆豪くん
助かるよ
中学の時は一回くらいしか話したことなかっただろ？
だから仲良くしてくれて嬉しいよ』」
本当に何でも知ってやがんだな
そっちがその気ならこっちだって手加減はしねぇ
俺が力尽くでお前を戻してやる
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ゆーゆ - 涙線ガバガバになりました…目がパンパンです()本当感動って感じの小説ありがとうございます… (2021年9月5日 2時) (
レス) id: 7bfda9e817 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 偽りの自分って感じじゃなくて、ただ二人で一人って感じがとても好きです。 (2020年10月18日 22時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 何故か泣いてしまっていました。 (2020年10月18日 22時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
囚人 - 俺、泣いちゃいました。更新頑張って下さい！楽しみにしてます (2018年10月27日 23時) (レス) id: 235e75e60a (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 45が抜けてますよ (2018年10月7日 23時) (レス) id: 79e4fb54ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すえさん
| 作成日時：2018年7月8日 13時
