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side オールマイト
緑谷少年と爆豪少年が白熱した戦いをしている時なぜか扉の開閉音がした
だがそれより先に喧嘩に近いような戦いを辞めさせるのが先決だった
緑谷少年がボロボロになった形で終わった一回戦を終わりみんなを見ると幽辺少年がいない
オ「誰か幽辺少年を知らないか？」
梅「幽辺ちゃんなら途中で具合が悪くなったみたいで口を押さえて何処かへ行ってしまったわ」
切「そうなんだよ
倒れそうだったから何回も声かけたんだけどよ
顔とか真っ青になっちまってたぜ
オ「っ！…そうか
わかった！私が後で様子を見てくるよ
では二回戦目にいくぞ！」
授業を素早く終わらせて近くのトイレを見たが幽辺少年の姿はなかった
ならばと保健室に行くと緑谷少年の奥のベッドで彼は眠っていた
リ「オールマイト！
あんたは何をやってるんだい！
緑谷は入学早々もう2回目で幽辺は戦闘を見たせいで倒れたんだよ！
なんでもっと早く対処できないんだ！」
オ「も、申し訳ありませんリカバリーガール
緑谷少年のことは重々承知しておりますが
幽辺少年は…」
リ「双子の兄貴が乗り移って連れてきたんだよ
それで事情も全部話してくれたさね
ボロボロになって死んだ家族見たんだからトラウマになって当たり前だろう
少しはこの子の気持ちも考えてやんな！
ただでさえ普通科に来てヒーロー科の授業受けさせられてんだ
ヒーロー嫌いのこの子にはストレス環境に変わらないんだよ
もっと悪化させてどうすんだい！まったく」
オ「…返す言葉もございません
あの、彼の兄…翼少年は他に何か言ってましたでしょうか？」
リ「…弟をお願いします、って一言だけ伝えてきたよ
あの子の個性がないと実体は見えないけどね
1人残したから心配なんだろうさ
中途半端に構ってたら煩わしく思われて当たり前だよ
ちゃんと守ってやんな」
オ「はい、私が守ります」
いつも私を見ると寄せられる眉だが今は穏やかに眠っている
オ「…翼少年
幽辺少年は、郁少年は私たちが必ず守ってみせる
だから君は安心して…、いやなんでもないさ」
このままでは翼少年は郁少年が心配できっとずっと離れられないだろう
今彼から心の支えを奪うのはあまりにも酷な話かもしれないが個性に引っ張られてか郁少年はあちらに依存しすぎている
彼が少しでも早く周りを受け入れられるようになるために私たちがなんとかしてあげなければ
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ゆーゆ - 涙線ガバガバになりました…目がパンパンです()本当感動って感じの小説ありがとうございます… (2021年9月5日 2時) (
レス) id: 7bfda9e817 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 偽りの自分って感じじゃなくて、ただ二人で一人って感じがとても好きです。 (2020年10月18日 22時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 何故か泣いてしまっていました。 (2020年10月18日 22時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
囚人 - 俺、泣いちゃいました。更新頑張って下さい！楽しみにしてます (2018年10月27日 23時) (レス) id: 235e75e60a (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 45が抜けてますよ (2018年10月7日 23時) (レス) id: 79e4fb54ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すえさん
| 作成日時：2018年7月8日 13時
