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長い時間の中でこんな心が温かくなったのはいつぶりだろう
こんな小さなヒーローは初めて見たな
全てが僕を想った言葉
僕そんなに寂しそうに見えたのかな
寂しくないって言うのは本当なんだよ
何度も何度も擦り切れるほど繰り返された感情はいつのまにか痛みを忘れたから
誰かを見送るのももう慣れたものだったのに
僕がまだ呆然としているとつーくんはいそいそと準備を始めて僕の背を押した
勝「早くいくぞ！」
『え、え？
行くってどこに？』
勝「おれんちに決まってるだろ！
おれ言った！
おれがババアに話すって！」
『それ本気で言ってたの！？
いや、そんな急には無理だよ！
それにたまに遊びにきてくれたらいいよ
ここに住む必要はないじゃない』
勝「ある
あきは1人にしちゃいけないやつだ
もう外出れるよな
よしいくぞ！」
つーくんに腕を引かれ外に出た
大きい通りまで出るとつーくんは道がわかったのか僕を引っ張りながら家へ向かっている
気持ちは嬉しいよ、ありがとうつーくん
でもただの保護しただけの人間に息子を渡す親がどこにいるだろうか
悪いけれど光己さんから言ってもらって諦めて貰うしかない
なんて考えているとつーくんは綺麗なおうちの前で一度止まった
そして乱暴に入り扉を開ける
勝「ただいま！」
『あ、あの…ごめんください』
つーくんが靴を脱ぎ家に上がるとすごい足音が近づいてきてパァンという高い音が響いた
あまりの速さに驚きながら前を見るとつーくんが頭を押さえている
あー、光己さんか
いつ見てもすごい似てるなぁ
でもあのとりあえず、ものすごい速さですね僕見えませんでしたよ
光「このバカつき！！
あんた一体どれだけ私たちに心配かければ気がすむの！？
人様にも迷惑かけていい加減にしなさいよ！！」
勝「っ〜…」
う、うわぁすごい声量だ
とりあえず僕もご挨拶を
『こんにちは、光己さん
お久しぶりです
ご連絡もせず突然お邪魔してすみません』
光「いいんだよあきくん、いらっしゃい
このバカがごめんね
さ、早く上がって
夜ご飯もついでに食べてって」
『っえ、それは悪いですよ
用が済んだらすぐ帰りますからお気遣いなく！』
光「よし、決まりね
勝さんもいるから改めて挨拶させて
ほら勝己も、早くきなさいよ」
僕の意思は全く通らず結局夕食をご馳走していただくことになった
家では光己さんが1番強くつーくんは案外雑な扱いらしい
それなのにあんなにプライド高いんだなぁ
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暇人 - 主人公は個性、不老不死か、なんかですかね？ (2018年11月25日 23時) (
レス) id: 6ee461f915 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - いやもう設定から好き…五歳児かっちゃんに男主って最高過ぎるオイシイありがとうございます(( (2018年11月19日 23時) (レス) id: 98acb8ec1f (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - え、なに可愛い！！つーくんて可愛い！あきくんは雄英生なのか！そこも驚き……！ (2018年11月16日 19時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
すえさん(プロフ) - コメントありがとうございます！フラグ教えて下さりありがとうございます！更新頑張りますー (2017年6月21日 21時) (レス) id: d98739a671 (このIDを非表示/違反報告)
花松ロン(プロフ) - 轟くんシリーズから見させてもらってます!!!!轟くん推しですが、勝っちゃんverが出て物凄く嬉しいです!!それと、オリジナルフラグが取れていないです。最後にすみません;; (2017年6月21日 20時) (レス) id: 0bffb50e77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すえさん
| 作成日時：2017年6月20日 22時
