【d!】新人詐欺師は私の心も騙してる？【ci】 (ページ16)

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14個目の嘘。ページ16

sideA

家への帰路の途中
T〇itterへショッピさんに誘われた事をツイートする。
そりゃぁ反応は絶大。
偉大だな...ショッピさん...←

@aaa...
わ！めっちゃ羨ましい！

@bbb...
ショッピさん羨ま死。

鬱先生@utu072
誘ってくださいよ～！

ふぁ？わを...スクショ...()

ショッピ@○○の主役は我々だ！@Peace_wrwrd
楽しみ過ぎて夜しか寝れないじゃないですか！
どうしてくれるんですか！

わを...スクショ...()

しっかりと健康状態を保っているショッピさんにいいねだけして
鬱先生には今度行きましょうと誘いを返信した。

家に到着。
1日帰らなかっただけでこの懐かしさはなんだ...？
お家安心～！←
あ...明日仕事だった...
仕事の準備をしてお風呂へ。
今までの疲れを一気に洗い流す。
少し残っていた頭痛も完全になくなり
明日からはしっかり仕事に精を出せるはずだ。
仕事頑張って次の休みは憧れのショッピさんとお食事...！
前の様な失態は絶対に許されない...
お酒は控えよう...

仕事に出た私は職場の先輩や後輩
同僚にも「なんか今日イキイキしてるね」
と言われた。
きっとショッピさんのお陰だな。
何を間違えてもあの人の看病のお陰じゃない。
と...思いたい...

今日は会社で最もイケメンだと言われている先輩が来たらしい。
私は特に気にすることもなく仕事を続けていれば
不意に後ろから聞きなれた声が聞こえる。

トン「...え...？ノダアさん...？」

『え...？は...え？トン...トン...さん...？』

トン「ば...場所変えましょか...」

言われるままトントンさんについて行く。
私は男性に疎く、興味もあまり無かったため
会社で噂になっている様なイケメンにも何の感情も抱いて来なかった。
そのため、前にお会いしたトントンさんと
会社のイケメンが同一人物などとは全く思わなかった。
まぁ...もちろんイケメンです...かっこよ...

トン「...ここ空いてるな...」

『えっと...トントンさんは...うちの会社で働いていらっしゃる...？』

トン「その通りです...珍しく経理に用事あって...」

『それで経理に来たら私がいた...と...』

トン「まじビビりましたよ...」

そう。
私は経理部である。
珍しく用事があった...
という事は今までうちに来なかったのはそういう事か。
1つ、まさかとは思う疑問がある。
まぁ有り得ない程のまさかだ。
他にも...メンバーの皆さんが働いているのでは...？

『1つ...いいですか...？他のメンバーって...いたりしませんよね...？』