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うちに着き、慣れた手順で来客専用の駐車場へ車を停める
ぴょんと車から降りてきた北山は指に車のキーをつけてクルクルと回していた
「飛んでっちゃうよ、そんなんしてると」
「飛ばないですーうまいから飛ばないんですぅー」
大人と思って尊敬の眼差しで見てたのにもう子供みたい、なんなのそのギャップ
部屋に着くまでに軽いステップを踏みながら進む北山
「なんでそんなご機嫌なの？」
「そう見える？じゃそうなんだな」
「なにそれ、答えになってなーい」
「誕生日ってめでたいじゃん、それが藤ヶ谷ならもっとめでたいじゃんってことかな？はい、とーちゃっく！開けてー」
「はいはい」
北山はリビングに入るや否やボスンとソファ埋もれる
主すらそんなことしないのに…全然いいけどさ
横目で見ながらカバンからサングラスを取り出したり、腕時計を外して定位置へと置いた
「風呂先入る？」
「んー、どうする？」
「え？一緒に入りたいの？」
「つーよりは…早くシたい」
どストレートな告白にそろそろ俺もくっつきたくてソファにいる北山の手を取り寝室へと誘った
言葉もなく北山を仰向けに押し倒し上に乗っかりキスしようとすると唇を指で挟まる
「な。あれ言えよ、LIVEで言ってたやつ」
「んむ？LIVEで？」
「ファンの子に言わせてたじゃん、あれお前バージョンで言ってよ」
俺バージョン？？
んー…どゆこと…あっ、もしや？と思って少しアレンジして伝えてみる
「抱かせてください、宏光様」
「ふふ…いいぜ、抱かせてやるから、来いよ…」
頬に手を添えられて今度は唇に導かれる
朝みたいな切ない表情はなくて、そこには
ただただ俺を煽る恋人がいた
その日は何だか抱いてるのに抱かれてるような
そんな包まれるような優しい夜だった…
(いや、やってることは激しいんだけどっ)
2019.06.25
藤ヶ谷太輔生誕祭記念〜続編〜
★飛飛★悩むの巻
旗が立ってないのでこのくらいで終了かと思いつつも素敵な誕生日が終わってほしくないという気持ちが完結を拒否る。。。9月のその日まで繋げようかな、どうしようかな。。。
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★飛飛★(プロフ) - リサさん» リサ様☆コメントありがとうございますー！きゅんしていただけて嬉しい限りですーっ充電まで(><)！！不足なのわかります、それもあって甘々ネタを作ったところもあります笑これからもほっこり出来るようなお話書けるように頑張りますー！ (2020年11月20日 11時) (
レス) id: d47d1d248c (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - こんばんは。繋ぐめちゃくちゃキュンとしました。更新されてから、何度も読み返して読んでます。藤北不足だったので、めちゃくちゃ心が、充電された気分で、ほっこり。あーキュンです。最高です。 (2020年11月19日 20時) (レス) id: 00d72b444b (このIDを非表示/違反報告)
★飛飛★(プロフ) - mimotaさん» mimotaさん☆ありがとうございます泣…もったいないお言葉でございます。少しでも楽しんでもらえるように頑張ります！こちらのNEWはあと2日お待ちくださいませ〜めでたや〜 (2020年6月23日 7時) (レス) id: d47d1d248c (このIDを非表示/違反報告)
mimota(プロフ) - いえいえとんでもないです！逆にお忙しい中、もはやいつやねん状態(笑)のものにお返事いただけてとっても嬉しいです(*^^*)飛飛さんの作品はみんな大好きなのでどれも楽しく読ませてもらってますよ〜！もちろん続きも楽しみにお待ちしてます=☆(((^ｰ^*) (2020年6月21日 11時) (レス) id: e3aff967f8 (このIDを非表示/違反報告)
★飛飛★(プロフ) - ももはさん» ももはさん☆ありがとうございますー！！Kさんの状況把握フフンキャラ結構好きです。。そして多分Tさんが本能で求められるのはきっとあの彼しかいないのかもしれませんねぇ…ふふふ。 (2020年6月21日 10時) (レス) id: d47d1d248c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛飛
| 作成日時：2019年6月25日 18時
