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週末のほとんどはしょーたさんの家で過ごしていた。
戸惑う彼に俺が押し入ったカタチで入り浸っている。
初めてこの部屋に来た時、懐かしい思いでいっぱいやった。
物が多い部屋。
このソファも知ってる。ラグもクッションも、
机もタンスもキッチンの調理器具の場所も、冷蔵庫の中身でさえも。
ただ、知らない事と言えば寝室だけやった。
帰りが遅いから心配で駅まで迎えに行くと、
驚いた顔のしょーたさんに買い忘れがあったとわざとらしくスーパーの袋を見せて微笑んだ。
何か言いたげな彼を不思議気に見ると、なんもないと言うからその手を握って歩き出す。
「 先生の誕生日って明日やね。ケーキも買ってあるから一緒にお祝いしようなぁ」
何も言わないしょーたさんに明るくそう言うと、繋いだ手に力が入ったのがわかった。
だけど、どうしたの？とは聞いてあげない。
マンションに着くと直ぐにご飯の支度をして向かい合わせのテーブルでカレーを食べた。
しょーたさんの好きなのは、具材を少し大きめに切ったチキンカレー。
「 … 美味しい」
「そう？ 良かったぁ」
だって、しょーたさん好みのスパイスを使ったからね。
屈託なくそう言うと、
「なぁ。カレーもやけど、オクラのサラダが好きなんなんで知ってるん？俺言うてないよな？」
「ふふ。しょーたさんの事ならなんでも知ってるねん、俺」
「 …… なんで ？」
「そんなん好きやからに決まってるでしょ。おかしな事言うね、しょーたさん」
今日はそんなんばっかし。
どうしたの？ って尋ねると、
「佐野の方がおかしい」
「晶哉」
「 えっ ？」
「学校やないんやから、2人でおる時は名前で呼んでって言ったやん？俺はちゃんとしょーたさんの言い付け守ってんのになんでなん？」
「 …… ごめん。そう、やったな」
しゅんと俯く彼のスプーンを持ったままの手を握って、
「早よ食べよう？そんで一緒にお風呂入りたい」
「… えーけど」
「やった！」
一緒に後片付けもして、バスルームで洗いっこした。
途中、え ろい雰囲気になって一回だけえっちして、適当に体を拭き合って裸のまま寝室へ。
セミダブルのベッドの上に彼を組み敷く。
柔らかいそこに一気に挿入すると、小さな体を何度も激しく揺らして高みを目指す。
「 ふ ぁ …っ 、は …っん んーっ ぁ ん 」
「なまえ っ、呼んで … しょーたさん … っ 」
俺の名前。
「っ あ … 、さ… やっ、ま さや … っ は ぁ … んっ」
そう、
俺の名前だけを。
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chugi(プロフ) - 華月さん» 記憶喪失ネタを思いついたのですが、きっと書き切れないだろうとこんな短編に😆お互い大事過ぎて切ないのがお伝えできていれば😊さのやすの未来に幸あれ！！コメントありがとうございますー❣️ (2022年1月30日 21時) (
レス) id: 74696fc9b7 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - うわぁぁぁ😭😭😭佐野くんのまっすぐ過ぎる愛情も、愛ゆえにそうしそうなヤスくんも…いとしすぎて切ない😭😭😭さのやすの未来に幸あれ！！ (2022年1月30日 21時) (レス) @page48 id: a0ab68cfff (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - めろんぱんさん» わたしの方こそありがとうございますっ🥲 (2022年1月30日 13時) (レス) id: 74696fc9b7 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - はぁぁあすきです ありがとうございます涙 (2022年1月30日 12時) (レス) @page48 id: 778b61c141 (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - 華月さん» 難曲と外での歌唱にもしかしてまた届かないんじゃ…😨との心配を吹き飛ばしてくれましたね😆ほんと良かったー❣️佐野くんブログでしょーたさんに報告した事言ってくれないなーと待機中でございます^ ^うへへっこちらこそありがとうございます！ (2022年1月19日 8時) (レス) id: 74696fc9b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chugi
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年9月27日 9時
