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今日は一日オフだから、東海オンエア見放題だーなんて考えながら家に帰って。
動画見たり、溜まった用事を済ませたりしていたらあっというまに夜になった。
まだ撮影中かな。
時計を見ると、22時半。
ピロン、と携帯が鳴る。
[ついた]
としみつからLINE。
ついた…？
カーテンを開けて、外を見る。
家の前に、としみつの車。
終わったら連絡するって言ったじゃん。
ねぇ、どうしてそんなに私に構ってくれるの？
何回考えても答えが出ないことは分かってるけど。
やっぱり考えてしまう。
としくんにとって、私って何？
急いで家を出る。
と「よっ」
車の窓に腕を乗せて、としみつが私に気づいて笑う。
助手席に乗る。
『びっくりしたー連絡してよ』
と「みんなで飯食い終わって、急いで来たやん」
『おつかれさま』
としみつはありがと、と言って、アクセルを踏む。
『どこ行くの？』
と「どこがいいかや」
曖昧な返事をしたまま、車は岡崎の道を走る。
今日上がってた動画の話をして、けらけら笑い合う。
『ほら、ここのとしくん超良かった』
動画を開いて、推しポイントを解説する。
と「本人ここにいるんすけど」
『ほらとしくん見て、かっこいいよこの人』
推しに、画面の推しを見せてみる。
状況が豪華すぎ。
ひとりで楽しんでいると、走っていた車が止まった。
公園の、駐車場？
『どーしたの？』
と「一回停めただけ」
ハンドルを握っていた手を離して、座席にもたれた。
と「Aは、YouTuberのとしみつがすき？」
『え、うん。すきだよ？』
と「…今目の前にいる、俺は？」
真剣な顔で聞かれる。
開いていた動画を閉じる。
どーしたらいいの？
すきに決まってるじゃん。
言いたい。
でも、嫌われたくない。
ファンとしてなんかじゃなく、普通の女の子として出会いたかった。
そしたらこんなことで悩まなくて済んだのに。
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こは(プロフ) - 胸が…ぎゅーーーってなった……すきです…ありがとうございました…（?） (2020年4月23日 12時) (
レス) id: 78e7bcbdad (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - う、うわぁ、ありがとうございます、ちゅっちゅさんの文才ありすぎ羨ましいです、、、頑張ります泣 (2019年7月19日 8時) (レス) id: f2a0ee3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっちゅ(プロフ) - ぴさん» ぴさんの見てます！（笑）がんばってください（笑）ありがとうございます！！ (2019年7月19日 1時) (レス) id: 28ddd181e2 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 何回読んでもキュンキュンさせられます！ (2019年7月13日 1時) (レス) id: af508cf9f8 (このIDを非表示/違反報告)
ハルキ(プロフ) - キュンキュンが止まらない作品でした！ありがとうございます！また新たな作品も楽しみにしております！ (2019年7月12日 7時) (レス) id: 08df1f4a97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅっちゅ
| 作成日時：2019年6月12日 1時
