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「…え、今日はこういう日？」
ミキが、顔に当たる日差しを手で遮りながら聞いた。
ど平日の昼間。
私たちは、市内の公園にいた。
り「うん。公園デートの日」
りょうくんがにこにこして答える。
としみつとてつやは、少し離れたところでキャッチボールをしながら騒いでいる。
「…飲み会は？」
り「俺ら今週、三人共揃える夜が無くてさぁ。てつやととしみつが早くしたいって言うから、昼間になっちゃった。ごめんね」
りょうくんが、長い指で上を指す。
り「ほら、観覧車。ファンからしたら聖地だよ、ここ」
「普通に地元の公園なんだよねー」
ミキがぶつぶつ呟く。
り「あんまり人多い所だと、迷惑かけちゃうし。ここしか思いつかんかった」
そうだよね。スターだもんね。
平日昼間の公園は、小さい子がちらほらいるだけ。
それでも、もうすでに若いママがてつやととしみつに近づいて握手を求めている。
若いママと写真を撮るスター二人を眺める。
り「まぁ今日は、てつやととしみつが前回やり残したことをする会だから。場所はどこでもいいんだよ」
『やり残したこと？』
りょうくんは、にこにこして何も言わない。
てつやととしみつが、こっちへ歩いてくる。
前回逃げるように去ってしまった私は、気まずくてとしみつの顔が見られない。
て「バット持ってこればよかったわ」
てつやが、ベンチに座る私たちの前の地面にどかっと座る。
としみつは、てつやの隣で野球ボールで遊んでいる。
みんなで雑談。
…サブチャンを生で見てるみたい。
ご褒美だなぁ。
なんて、他人事のように考える。
としみつ、私がいて嫌なんだろうな。
ちらっと顔を見る。
大きく笑いながら話している。
かっこいいなぁ。
キラキラオーラ全開の推しに、つい見とれていると、ぱっと目が合う。
あ、やばい。見てたのばれた。
としみつは、すぐに目を逸らした。
あぁ、だめだ。またヘコむ。
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こは(プロフ) - 胸が…ぎゅーーーってなった……すきです…ありがとうございました…（?） (2020年4月23日 12時) (
レス) id: 78e7bcbdad (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - う、うわぁ、ありがとうございます、ちゅっちゅさんの文才ありすぎ羨ましいです、、、頑張ります泣 (2019年7月19日 8時) (レス) id: f2a0ee3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっちゅ(プロフ) - ぴさん» ぴさんの見てます！（笑）がんばってください（笑）ありがとうございます！！ (2019年7月19日 1時) (レス) id: 28ddd181e2 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 何回読んでもキュンキュンさせられます！ (2019年7月13日 1時) (レス) id: af508cf9f8 (このIDを非表示/違反報告)
ハルキ(プロフ) - キュンキュンが止まらない作品でした！ありがとうございます！また新たな作品も楽しみにしております！ (2019年7月12日 7時) (レス) id: 08df1f4a97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅっちゅ
| 作成日時：2019年6月12日 1時
