時間 ページ49
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片付けに終わりが見えてきた時
ふと時計を見たら
もう少しで日付けが変わろうとしていた
『もうこんな時間なんですね』
陸｢んー？え！？やばい、早く終わらせないと！｣
やばいやばい って焦り出した陸くん
…なんかあるのかな？
不思議に思いながらも
たたんだ服をクローゼットにいれようとしたら
陸さーん って北人くんの声
陸｢どーしたの｣
北｢んーん、なんとな…く…。…陸さん、Aに何着せてるんですか｣
陸｢え？あぁ、かわいいでしょ。買ったけど着れなくてAにあげちゃった｣
北｢かわいい…けど、だめ｣
拗ねた表情の北人くんが近くに来たと持ったら
ばんざい！ って言われて反射的に腕を上げた
そしたら器用にトレーナー抜き取っちゃった
陸｢あぁ！なんで、似合ってたのに｣
北｢陸さんのもの着せられるわけないじゃないですかっ｣
『気に入ってたのに…』
陸｢ほら〜。返しなさい、ほくちゃん｣
北｢…おれの着てればいいじゃん｣
陸｢あー、ほくちゃんヤキモチだなぁ？｣
北｢…っ、そんなんじゃないです！｣
陸｢じゃあ、トレーナー返して？｣
北｢…やです｣
しばらく２人の言い合い見てて
なんだかほっこりして笑っちゃった
ほんとに家族みたいな仲間
いいなぁ、こういうの
陸｢もう、ほくちゃんと言い合ったら終わんな…、あぁ！？ちょっと時間！｣
北｢え？わっ！ほんとだ、早くしないと！｣
…２人共通の用事？
なんだろう、と思ってたら
北人くんに手を引っ張られて立ち上がらされた
北｢Aちょっと来て｣
陸くんの部屋の片付けが不完全燃焼で終わってしまって
ちょっとだけもやもやしたけど
うれしそうに笑う北人くんについてった
すっかり暗くなったリビングのドアの前に立たされて
北人くんがわたしの目の前に立つ
『…どうしたの？』
北｢まぁまぁ｣
楽しそうな北人くんを見てたらいきなり視界が暗くなった
びっくりして無意識に北人くんの服をぎゅって掴んでしまった
北｢陸さん、ナイス…｣
陸｢A、ごめんね？アイマスクどっかいっちゃったから手で許して、笑｣
アイマスク？
なんでアイマスク？
後ろから陸くんに目隠し
…前もあったなぁ、こんなこと
北｢手引っ張るからゆっくり歩いてね｣
わたしはどうやら、北人くんに引っ張られてリビングに入ったみたいだった
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こっとん(プロフ) - キュンキュンしました(T-T) (2017年11月15日 2時) (
レス) id: 9ec2d8728c (このIDを非表示/違反報告)
玲於 壱馬 - 私は壱馬君が好きなので続きが楽しみです。これからも応援しています。更新頑張って下さい♪ (2017年11月14日 17時) (レス) id: 842afb46b2 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 北人君可愛いですね☆これからも､れもんさんのペースで更新頑張って下さいね(*>∀<*)楽しみにしています！ (2017年11月11日 0時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - 続きがきになります！私は陸推しなので陸とくっついて欲しいって最初思ってたんですけど今読んでると早く壱馬とくっついてほしいなって思いながら読んでます！ニヤニヤ止まりませんw (2017年11月8日 16時) (レス) id: e65c5b148a (このIDを非表示/違反報告)
こっとん(プロフ) - いまいちばん大好きな作品です！ 更新楽しみにしてます（＾_＾） (2017年11月6日 18時) (レス) id: 9ec2d8728c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん
| 作成日時：2017年10月21日 11時
