Heart 63. ページ14
玲於side.
Aちゃんは一応３日間だけ入院して
異常がなかったから無事に退院できた。
まだちょっと腫れてるんだけど
すぐ治るって。
『玲於くん、やっぱりわたし自分の家に…』
玲｢いいっての。ひとりじゃお前何するかわかんないから｣
『大丈夫だよ〜…』
玲｢心配なの。ねぇ、わかる？｣
まだちゃんと治ったわけじゃないから
治るまでしばらく俺の家にいるように言った。
Aちゃんの家から必要なもの取ってきて俺の家まで来た。
最初は いいの！？ って喜んだくせに
家の前まで来た瞬間これだからね。
…俺だって一応傷つくんだからな。
わかるけど… って言ったAちゃんの手を取って
家にいれる。
…そういえば
Aちゃん、俺の家来るの初？
うわ、なんも考えてなかった。
『く、靴脱ぎます…』
玲｢どうぞ笑｣
変なとこないよね、って心配してたら
靴脱ぐ報告してくるから思わず笑った。
こういうとこ、好き。
アホだなぁって思うけど
それがAちゃんだから。
玲｢ここ寝室だから。着替えとかここに置いて｣
『やっぱり…い、一緒に寝る？』
玲｢当たり前｣
『ですよね…』
ベッド見ながら
ほっぺ赤くしてるから
いじわるしたくなってAちゃんに近づく。
玲｢…変なこと考えた？｣
『え！？そっ、そんなわけ…』
玲｢あ〜、だよなぁ。Aちゃん、俺のこと好きすぎて溶けちゃうもんなぁ｣
『…いじわる』
玲｢こんな俺を好きなのは？｣
『…川村A』
玲｢フルネーム笑｣
もう〜… って顔を覆ってるAちゃん。
かわいい、ほんと。
たぶん、俺しか知らないAちゃん。
『お世話になります…』
玲｢ん。腹減ったー｣
『あっ、わたし作るよ！』
玲｢Aちゃん、メシ作れねぇじゃん｣
『し、調べれば…？』
玲｢俺もできねぇから一緒にやろ｣
あー、やっぱりおかしいわ。
家庭的な人が好きな俺はどこいったんだか。
家にあるもので作れそうなのを２人で考えて
難しいのとかわかんないから
カレー作ることになった。
『カレーくらいなら作れるよ』
玲｢２人でやった方が早いじゃん｣
『でも、そんなにやることも…』
玲｢うるせぇなぁ、一緒にやろって言ってんのに｣
『お世話になるから玲於くんに迷惑かけないようにしてるの！』
玲｢わかったよ。じゃあ、俺こうしてるから｣
.
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さく - 先にハニーバルーン読ませていただきました。まさか同じ作者さんだと思いませんでした！！どの作品も大好きです！これからも応援してます！ (2019年3月31日 22時) (
レス) id: 0b5409e2c9 (このIDを非表示/違反報告)
summermoon(プロフ) - ごめんなさい汗間違えて評価ボタン押しちゃいました……この作品大好きでもう読むの5回目なんです!!ほんとにごめんなさい。 (2018年12月23日 12時) (レス) id: 0648ee0eae (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんあや(プロフ) - 最高に可愛いくて最高にキュンキュンしました！甘々な玲於が見れてもうこっちまで溶けそうです笑 (2018年9月29日 23時) (レス) id: 78d74eec29 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - すごく面白かったです。素敵なお話でした！これからも応援しています。 (2018年9月14日 16時) (レス) id: 641198ffcc (このIDを非表示/違反報告)
KatayoseRise(プロフ) - このお話読んでFlow Back が好きになりました笑。玲於と女の子の感じが凄い好きです！ (2018年1月7日 14時) (レス) id: 151cd28ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん
| 作成日時：2017年9月3日 19時
