Heart 60. ページ11
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しばらく鮫島さんと会うことはなくて
ランペのみんなも
玲於くんも
そろそろ大丈夫かなって安心してた。
でも、玲於くんは
何かあったら嫌だからって
必ず送ってくれてた。
だけど今日の撮影は夜遅くまでかかっちゃうらしくて
送っていけない ってLINEがきてた。
『はぁ、』
壱｢どうしたん｣
『玲於くん、今日会えないから…』
壱｢あー、撮影やっけ？寂しいならご飯でも行く？｣
『行く！』
壱馬くんとは
いつの間にか大親友のような関係になっていた。
いつも助けてくれるの。
玲於くんも
俺がむりだったら壱馬に頼めって言うくらい。
壱｢ちゃんと玲於さんに言うんやで｣
『はーい』
玲於くんに連絡をしてから
壱馬くんとごはん。
壱馬くんがメンバーとよく行くお店に連れてきてくれた。
壱馬くんが 食べや って言ってくれるもの食べてたら
ものすごくお腹がぱんぱん。
『太ったかも…』
壱｢ここうまいからな笑｣
『ちょっとお手洗い行ってくるね』
壱｢待ってる｣
ハンカチもって席を立って
お手洗いに行ったら
玲於くんと会えないこの日に限ってなんなのか。
鮫｢川村さん…！ぐ、偶然ですね｣
…会ってしまった。
こわくなって
挨拶だけして壱馬くんの所に戻ろうとしたのに
ぐ、って腕を掴まれて離してくれない。
鮫｢あの、せっかく会ったんですし…こっ、これから２人で飲みにでも行きませんか？｣
『…友だちと来てるので、すいません…っ』
鮫｢お、お友だちも一緒で…いいですから。お酒、強くないんですよね？い、いいお店…知ってるので、｣
なんで、お酒弱いの知ってるの？
やだ、やだやだ…！
きもちわるいよ、
強い力に腕を振りほどけなくて
しばらく鮫島さんのしつこい誘いを断り続けてた。
掴まれた腕が痛くて
こわくて涙が滲んできた。
…鮫島さん、そんなわたしの顔を見て言うの。
鮫｢…涙もかわいいですね…っ！｣
きもちわるすぎて
何回も やめてください って言ってたら
鮫島さんの腕を誰かが掴んで
わたしの肩を引き寄せた。
壱｢…やめてもらってもいいですか｣
いつもの声じゃない、
壱馬くん…怒ってる。
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さく - 先にハニーバルーン読ませていただきました。まさか同じ作者さんだと思いませんでした！！どの作品も大好きです！これからも応援してます！ (2019年3月31日 22時) (
レス) id: 0b5409e2c9 (このIDを非表示/違反報告)
summermoon(プロフ) - ごめんなさい汗間違えて評価ボタン押しちゃいました……この作品大好きでもう読むの5回目なんです!!ほんとにごめんなさい。 (2018年12月23日 12時) (レス) id: 0648ee0eae (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんあや(プロフ) - 最高に可愛いくて最高にキュンキュンしました！甘々な玲於が見れてもうこっちまで溶けそうです笑 (2018年9月29日 23時) (レス) id: 78d74eec29 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - すごく面白かったです。素敵なお話でした！これからも応援しています。 (2018年9月14日 16時) (レス) id: 641198ffcc (このIDを非表示/違反報告)
KatayoseRise(プロフ) - このお話読んでFlow Back が好きになりました笑。玲於と女の子の感じが凄い好きです！ (2018年1月7日 14時) (レス) id: 151cd28ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん
| 作成日時：2017年9月3日 19時
