Heart 3. ページ3
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『RAMPAGE?』
ミ「そう!新しくデビューするグループ。Aにはそっちを担当してもらうことになったから!」
先輩ヘアメイクさんのミキさんに告げられた
突然の移動。
RAMPAGEとなんて
ほとんど面識ないし
やっていけるかちょっと不安だったけど
玲於くんと、離れられる…。
もうほんとにそろそろ
近くにいちゃだめな気がしてる。
玲於くんを、困らせる。
ミ「だから、今日でGENEと仕事するのは最後ね。挨拶考えておきな〜」
『えっ、そういうの…苦手…』
ミ「あははっ笑 苦手そう。そんなに堅苦しく考えなくていいよ」
ランペのメンバーにも挨拶行かなきゃね〜 って言いながら
GENEのいる楽屋へ向かう。
今日で、GENEと…玲於くんとお仕事するの
最後なんだ。
一緒にお仕事しなくなったら
もう全然会えないのかな。
お世話になったGENEと離れるのはやっぱり寂しくて
ちょっと沈んだ気持ちで楽屋に入った。
ミ「おはよー。突然なんだけど、Aが明日メジャーデビューするRAMPAGEの専属になることが決まりました。だから、みんなと仕事するのは今日が最後です」
隼「えっ、待ってよ。急すぎでは!?」
龍「そんなん寂しいやん」
ミ「ごめんね、ランペって人数多いからヘアメイクも人手がいるらしくて。A、若い割には腕いいから引き抜かれちゃった」
亜「なんでAちゃんなんすかぁ。もっといっぱいいるでしょ」
ミ「はいはい、1回落ち着いて。とりあえずAからひとこと」
こっ、このタイミングで…!?
みんな見てる。
う…、どうしよう。なんて言おう。
『い、今までお世話になりました…。GENEのみんなは…優しくて、いつも笑顔をくれて、わたし…GENEのこと、大好きっ…です〜っ…!』
涼「あぁぁ、笑 泣かんで」
涼太さんがすぐにティッシュ持ってきてくれたから
それで軽く目を押さえた。
寂しいよ。
1年間だけだったけど
すごく仲良くしてもらったし…。
ミ「事務所で会えるとは思うから、また仲良くしてやって。はい!じゃあ、準備始めるよ〜」
ぐす、と鼻をすすったら裕太さんがわざわざゴミ箱を持ってきてくれた。
…優しい。優しすぎる。
ありがとうございます、とお礼を言ったら
大きい手が頭に乗せられた。
見上げたら、お兄ちゃんみたいなメンディーさん。
こんな素敵な人たちのヘアメイクできたこと
誇りだなぁ。
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そると(プロフ) - れもんさん、いつも泣きながら読ませていただいてます( ; ; )テーマソングがFlow Backのところからもう神です、Flow Backのこと知らなかったのですがこのお話で虜になりました( ; ; )れもんさんもFB好きなんですか??もう歌がお話と合いすぎてて号泣です( ; ; ) (2019年4月7日 19時) (レス) id: 4b01de9b6f (このIDを非表示/違反報告)
サノオミ(プロフ) - 続きが毎回早く読みたくてウズウズします(T_T)だいすきですこのお話!!!!更新楽しみにしてます! (2017年9月2日 22時) (レス) id: 3039c62ac7 (このIDを非表示/違反報告)
咲 陽(プロフ) - わわわわわとろけます、どうしたらいいですかれもん様( ; ; )どうしてこんなに死なせる作品を書くんですかあー!!!あーとろけちゃいますどうしよう() (2017年8月31日 16時) (レス) id: b57c603971 (このIDを非表示/違反報告)
toypochi(プロフ) - うわ〜(´>///<`)ニヤニヤが止まりませんっ!Twitterのa−nationといい本当にれもんさん神です!大好き!応援してます!あっちでもこっちでも感想書いちゃってごめんなさいっw (2017年8月28日 2時) (レス) id: a33578bb42 (このIDを非表示/違反報告)
あぽ(プロフ) - 応援してます!! (2017年8月25日 19時) (レス) id: db5ff86ad6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れもん | 作成日時:2017年8月16日 10時