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そこから隆二さんがお風呂から上がって来るまでそんなに時間はかかってないはずなのに、今の私にとっては何時間？っていうくらい長く感じた
もちろん部屋をキョロキョロ見る余裕なんて無くて
今起こっている出来事がまず頭で理解できてない
「あ、ちゃんと起きてた」
「さすがに起きてますよ。笑」
「また寝てたら次はどうやって起こそうかと思ってたのに、残念」
にやりと隆二さんは笑う
急に目が色っぽくなるから耐えれなくなって
「あれですか、おでこに落書きとかされちゃいます？？」
出来るだけ明るい空気に、しよう
大丈夫まだ戻せる。
「ふふ、健ちゃんにならそうするかも
でも、Aちゃんにはそんなひどい事しないよ」
水を飲みながら隆二さんはゆっくりこっちへ歩いてきた
あれ、おかしいな
「で、でも私ちゃんと起きて待ってた訳ですし…！」
「待ってたの？かわいい。」
もう隆二さんは目の前
ソファに座っていた私に逃げ場は、ない
「い、今市さん…近いです」
「隆二って言ったよね」
あ、間違えた
いや間違えたって事もないんだけど混乱してとっさには出て来ない
「隆二さん…」
「Aちゃんだめだよ、
男の家に簡単にあがって、そんな格好して」
いつもそうなの？
「ちがっ！違います…！」
「ふふ、冗談だよ」
隆二さんの手がゆっくりと私の頬に触れた
その仕草が男の人とは思えないくらい綺麗すぎて私はただ見とれていた
私の目をじっと見つめながら
そのまま指は輪郭をなぞりながら首筋へ伝い、そして鎖骨へ降りた
どうしよう、
その視線に耐えられなくなった私は下を向いた
「こっち向いて？」
そういうと隆二さんは私の顎を持って顔を向かせた
「はは、嫌じゃないって顔してる。」
「隆二さ、ん…
からかわないでください」
「ごめん、ついかわいくて。」
そのまま隆二さんの顔がそっと近づいてきた
あ、これ
キスするんだ
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ゆう(プロフ) - 初めまして。作品読ませていただいてます。臣ファンですが、隆二も好きです。この先どう展開するのか、楽しみにしてますね。 (2020年8月7日 21時) (
レス) id: 697070514c (このIDを非表示/違反報告)
atok(プロフ) - 隆二くんの大ファンです。ゆっくりで良いので更新待ってます。ランペンのお話も楽しみにしています (2020年5月21日 13時) (レス) id: b336124363 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2017年3月10日 0時
