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140小節目_T ページ22

「あのさ、」





「 」





「私も。ずーっと、待ってたよ」




初めてだった。


華恋が泣く姿を見るのは。



それを見て、

ぐっと堪えたはずの涙がどうしようもなく溢れた。



大丈夫。

泣いていても、2人とも笑顔なことに変わりはない。



「…嬉し涙なら、いいよな?」

「うん、当たり前でしょ…!」




今はただ、




離れないで

ずっと傍に居て




そう祈ることしかできない。





長く伸びた二つの影がそっと重なる。

ありがとうございます→←136小節目_S



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設定タグ:吹奏楽 , 短編 , 小説   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:かふぇもか | 作成日時:2020年12月21日 19時

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