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風邪―ゆめまる ページ5

ゆめまる×幼なじみ

一人暮らしで1番大変なのは、風邪を引いた時、彼氏がいるわけじゃないし、友達には頼めないから1人で1日を過ごさなきゃいけない。熱があって体はフラフラ。そんな時インターホンがなった。

ピンポーン

こころ「は、はーい?」

ゆめ「ゆめまるでーす!」

こころ「入って、いいよー」

ガチャッ、トコトコ

ゆめ「こころ〜!って!顔真っ赤!フラフラじゃん!どーしたの?」

こころ「風邪引いちゃった。えへへ笑」

ゆめ「えへへじゃない!早く布団入りなさい」

そう言うとゆめまるは私の事をおぶって、布団まで連れて行ってくれた。たまたま冷蔵庫にあった冷えピタを私のおでこに貼って、お粥を作ってくれた。

ゆめ「はい、どーぞ」

こころ「ゆめくん、ごめんねぇ(泣)」

ゆめ「泣かないの笑。俺が来てよかったよ」

こころ「1人で寂しかったの」

ゆめ「今日はお泊まりしてってあげるね」

そう言いながら私を優しくハグして、頭をよしよししてくれた。ゆめくんは小さい時からの幼なじみで大人になった今でも面倒を見てくれる。お互いに恋人が出来ても、結局は私達の仲が良すぎて、毎週のように会っちゃうから、恋人が溜息をついて気づいたらいなくなってしまう。そんな事をお互いずっと繰り返している。

ゆめ「本当にこころはすぐ風邪ひくから、心配なんだよ?風邪引いても無理するし」

こころ「だって、ゆめくんに迷惑かけたくないんだもん」

ゆめ「1回も迷惑だって思った事ないよ」

こころ「本当?うちがいるせいで彼女とも上手くいかなくなっちゃうじゃん」

ゆめ「それはこころもでしょ笑、お互い様」

こころ「うちは彼氏いなくてもいいけど、ゆめくんは結婚とかちゃんと考えなきゃ!」

ゆめ「じゃあ、こころをお嫁にもらおうかな」

こころ「ゆめくん?本気で言っとる?」

ゆめ「俺、彼女出来てもどうしてもこころの事が頭から離れなくて、なんでだろうって考えたらこころの事が好きだって事に結びついた」

こころ「そんなん。うちもそうだし!」

ゆめ「じゃあ、幼なじみはもう終わり、これからは彼女ね?」

こころ「こんなうちで良かったら喜んで笑」

そして、2人で優しいキスをした

「「幼なじみ終了。恋人の始まり」」




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2019.11.21
ゆめまるはとっても優しいですよね。

チョコまん

秘密基地―しばゆー→←先生―虫眼鏡



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設定タグ:東海オンエア , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:チョコまん | 作成日時:2019年11月20日 7時

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