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碧海がAちゃんの家に行くって言うから
ついてきたんだけども。
買ってきたものを食べながら
2人の楽しそうな笑顔を見ている俺。
前から思ってた。碧海に見せる顔は特別。
碧「あっ電話や。ちょっと出てくるわ」
「うん」
2人になった部屋で
「木全くん」
翔「ん?」
「ありがとう。来てくれて」
翔「ううん。大丈夫なの?」
「あーうん(笑)風邪とかじゃなくてさ」
翔「何となくわかってるつもり」
「やっぱり?(笑)」
翔「うん」
Aちゃんの顔は曇る一方で。
翔「明日は?」
「行くつもり」
翔「じゃあさ、俺、迎えにくるよ」
「え?!悪いって!ダメダメ」
翔「んー…でもなぁ…」
それでもAちゃんは学校と逆方向だからダメって
断るから
翔「だったらさ…」
代替え案を出してみると
「…それなら、私は良いけど…」
翔「じゃあ決まりね」
「本当にいいの?」
翔「俺がしたいからいいの」
話が終わったところで碧海が戻ってきて
碧「悪いんやけど俺、これ食べたら行かないけんことに
なったんやけど翔也どうする?」
翔「Aちゃんが大丈夫ならもうちょっといようかな」
「私は構わないけど…」
碧「わかった。Aは無理したらあかんで?」
「大丈夫(笑)」
碧「明日は来れんねんやろ?」
「うん。行く」
碧「待ってるわ」
「碧海、ありがとう」
…この2人お似合いな気がする。
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作者名:Chii。 | 作成日時:2021年10月5日 23時