検索窓
今日:82 hit、昨日:66 hit、合計:103,655 hit

12 ページ12

ちゃんとご馳走様ってしてくれて
綺麗に袋も畳んで


翔「女の子と2人でとかは無いかな…。
気を使いすぎちゃって疲れちゃうんだよね(笑)」

「そっか…」

翔「でも、不思議とAちゃんは大丈夫かな。
例え無言だとしても辛く無いし(笑)」

「それは良かったのかな?(笑)」

翔「うん(笑)」

「何か私も自然と木全くんとなら
平気かもって思ってる」

翔「ありがとう」

「あのさ?レシート頂戴(笑)」

翔「あーそれね?俺からのお返しって事で」

「いやいやいや、ダメだって(笑)」

翔「んー…あっじゃあ、一個お願いがある」

「ん?」

翔「何かお揃いで買わない?思い出」


そんな可愛いお願いの事もあって
この後はモールの中を見ようって事になって
2人でウィンドウショッピングなどしながら
回っているんだけど


翔「あっちょっとこのお店見てもいい?」

「うんっ良いよ」


好きな洋服屋さんを見つけたみたいで
入っていく木全くんについて行く。

カジュアルな感じで木全くんにはピッタリな
イメージ。古着屋さんも好きみたいだから
なるほどって思える。


翔「うわっ悩むなぁ…」


服を見ながら荷物が邪魔そうだったから
スッと取ると


翔「え、あっ良いよ!」

「大丈夫(笑)ずっと持っててくれたし
ゆっくり見て?」

翔「ありがとう」


その後も彼はどっちが良い?って聞いてくるんだけど
どれも似合っててかっこいいなぁって見惚れるくらい
スタイルいいし…


「木全くんだったらどっちにする?(笑)」

翔「自分だと多分こっちになるんだよね…」

「じゃあ、こっち!」

翔「あっそういう感じ?(笑)」

「木全くんが選ばない方がいいかなって(笑)」

翔「変じゃ無い?(笑)」

「どっちも似合ってるから大丈夫(笑)」

翔「ねぇAちゃんはこういうの着ないの?」

「着るよー?」

翔「似合うね(笑)」


木全くんに勧められたのは同じ種類だけど
デザイン違いので、確かに可愛いと思ってたから
私も買うことに。

お会計に向かう木全くんについていくと
何も言わずに私の手から荷物が取られて


「え、良いよ?」

翔「良いの!」

「もう…(笑)」


ふと、過去の事が頭によぎる。

過去の人との苦い思い出…
私、今、彼氏でも無い人とこうやっているだけで
楽しくて嬉しくて…
何年も付き合った彼には思えなかった感情を
木全くんはあっさりと作っていくんだ…


翔「お待たせっ…Aちゃん?どした?」

「あっううん、ごめんごめん」

翔「疲れた?」

「平気(笑)」

13→←11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (181 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
709人がお気に入り
設定タグ:JO1 , 木全翔也   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Chii。 | 作成日時:2021年10月5日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。