２-1話 ページ2
Aside
『『『 急いでバラを紅く塗るんだ 』』』
...?
薔薇を塗る...?
でも、何故紅に?
俺的には、蒼とか黄色とか黒とか
いや、蒼と緑のグラデーションがいいかも
蒼とか黄色なら家で育ててた薔薇に塗ったわ
『『『 急がなきゃ花がしぼんじまうぞ 』』』
Oh...
大変だね君達3...枚
『急げ急げ バラを塗り残してるぞ！』
俺の眼が映した光景は
トランプ兵が白いバラを赤いペンキで塗っている所だった
それ足りる?
結構薔薇あるから継ぎ足した方が良いよ
すると、それを見た1人の金髪の少女が
白いバラを塗っている光景を不思議そうに見てトランプ兵達に駆け寄ってゆく
『なぜ白いバラを赤く塗るの？』
『『『 え？ 』』』
確かに
あれ、この物語俺知ってる.....
...『ハートの女王の法律』?
『どうしてかって＿＿実はな
間違って白いバラを植えてしまったんだよ』
『女王様は赤がお好きだ 白なんて首になるよ！』
wow、末恐ろしいね
『そうなの？』
『そうとも だから俺たちはバラを塗るのさ』
＿＿＿と言うかここは何処だ
俺はオンボロ寮で寝てたハズ...
◆◇◆
...。
「んぁ...＿＿＿＿＿＿」
瞼がゆっくりと持ち上がってゆく
しっかりと目を開け、
自分のいる所を確認するとそこはオンボロ寮のベット
隣にはすやすやと気持ち良さそうに寝ているグリム様
なんだか不思議で変な夢だったなぁ
もう一回寝ようと布団に潜った途端...
《《《 ドンドンッ! 》》》
「んぇっ」
なんだもう...
こんな夜遅くにドアを叩く音がする
「むにゃ……オイ、アオイ
こんな夜中に誰か来たみたいだゾ。」
おい俺に開けさせる気か
おねむなグリム様可愛い
《《《 ドンドンッ! 》》》
「なんだあ？お化けのヤツらか？
諦めわりーんだぞ」
「いっしょに玄関行こっかグリム様」
お前も道連れだ
グリム様を抱っこしながら、玄関へと足を運ぶ
．
「はぁいー、どちら様...?」
ドアを少し開けると『聞き覚えのある声』と『見たことのある顔』
「……オレ、エース。ちょっと中に入れてよ。」
「ん〜」
どうしてここに...?
と思いながらも中に招き入れる
「＿＿＿＿＿＿？！」
「エース？こんな時間にどうした……
げげっ！その『首輪』は！！」
『あの』首輪だぁ
「エース！！その首輪どうやって付けて貰った？
俺も付けてもらいたい！」
「嫌味か!?」
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紙粘土 - ご指摘ありがとうございます!すみません、すぐ修正致します。 (2021年10月24日 15時) (
レス) id: 0355e6519f (このIDを非表示/違反報告)
寝子(プロフ) - とても面白いです！ここまで一気に読ませていただきました。ただ…少しだけ気になったのですが…「貴女」←だと女性を指す表記だと思うんです。主人公は男性なので「貴方」が適当かと…すみません…読むときに気になってしまって…内容はとても面白いです！ (2021年10月24日 10時) (レス) @page5 id: 031b8fe371 (このIDを非表示/違反報告)
紙粘土 - ありがとうございます!お褒めいただき恐縮です。これからも体調面にも気を付けつつ更新していきたいと思います。 (2021年10月23日 3時) (レス) id: 0355e6519f (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - 続編おめでとうございます！｢��｣から見させていただいていたのですが、言葉選びや表現がとても素敵で大好きです。これからも無理のない程度に頑張ってください！ (2021年10月23日 2時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
紙粘土 - 前作から見ていただいているとは...とてもありがたいです。ただいまお話を考えておりまして、更新が遅くなるかもしれないのですが待って頂けると嬉しいです。コメントありがとうございます。長文失礼致しました。 (2021年10月22日 23時) (レス) id: 0355e6519f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紙粘土 | 作成日時：2021年10月22日 13時
