酔っ払いの逆ナンから始まった話Ⅱ

眠れなくて12時になってしまった。

ご飯を食べれば眠れるかなと思い用意する。

とは言ってもナイト帯の勤務がある週は前もって作り置きしてるので温めるだけ。

ぱぱっと食事を済ませて片付ける。

やる事を済ませまた寝室へと行きベッドに倒れるように横になった。

「寝たいのにぃ……。」

いくら明後日まで休みとは言え起きてると彼のことを考えてしまうので早く寝てしまいたい。

だが脳はそうさせてくれなくて。

気づけば14時になりそうになっていた。

気を紛らわせようと動画を再生する。

適当に再生した動画。

できるだけ関心のあるものを選んで気をそちらに向ける。

そうしているうちにいつの間にか眠っていた。

やっと眠れたのにチャイムの音で起こされ嫌々玄関へ行く。

やっと寝れたと思ったのに……。

扉を開ければ携帯を片手に立っている彼がいた。

「は、ぇ……？」

来ると思ってなかったし。

何より。

会えるとすら思っていなかった。執筆状態：続編あり(連載中)