シュガーとソルト(2)

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多少のふざけが入ったけど何とか無事みんなヘアメイクが終わり撮影準備に取り掛かる






『よかった、間に合って

ありがとね、涼香ちゃん』





涼香「別に、Aさんにお礼される事してないんで」






くぅ〜こういう冷めた感じの発言

ほんっと玲於くんみたい！！

やっぱり小さい頃から一緒だと似るのかな






『涼香ちゃんはさ、玲於くんのどこが好きなの？』






撮影中、何もする事がない私たちは暇で

別に知りたくないけど会話の内容が思い浮かばなくて思わずそんな質問をしてしまった






涼香「んー、冷たい所とか好き嫌い多い所とか

普通ダメな部分が好きなんです」





『へぇ〜好き嫌い…ね』





涼香「あぁ見えて寂しがりやだったりするんですよ

基本的に女の子には冷たいから勘違いされやすいんですけど

根は優しいし、約束は破らないし、何かあったら飛んで駆けつけて来てくれるし」





『うん』






何故、あんな質問したのだろうと今更後悔






涼香「玲於を1番理解してるのは私だから

だから玲於の側には私がいてあげなくちゃ」





『そ、そっか』





「次、個人撮影入りまーす

まず小森さんからお願いします」






個人撮影の為他のメンバーは一旦スタジオから捌ける






『お疲れ様です』





亜嵐「メンディーくん撮影中に変顔してくるのやめて！笑」





メンディー「してないから！」





龍友「仕事は真面目にやりましょーよ」





メンディー「くしゃみが出そうだったの！」





『いつもいつもメンディーくんいじり過ぎだよ〜』





メンディー「Aちゃんは俺の味方なんだからな！」





亜嵐「いじられコンビ。笑」





『私いじられてないもーん！』





龍友「玲於にいじられてるやん」





玲於「龍友くん、違う違うあれはいじめてんの」





『最低〜』





涼太「立ってるの疲れない？ここ座ったら？」





『あ、ありがとう！

玲於くんもこういう優しさ見習わないとモテないよ〜！』





亜嵐「そーだぞ！モテないぞ！」





涼香「大丈夫です、最終手段は私がいますから！」





玲於「お前だけは断る」





涼香「なんでよ！」





玲於「しつこいから無理！」





涼香「よく言うわ、嬉しいくせに！」





玲於「自意識過剰ってモテないよ」





涼香「玲於がいるからいいです〜」









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