シュガーとソルト(2)

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社長室を後にし、涼香ちゃんを探すが姿がない






『え、まさか』






先にみんなのところ行ったの？あの子。




急いでみんなが待つ楽屋へ






涼太「Aちゃん？」






楽屋に入ろうとしていた涼太くん






『お、おはよ』





涼太「どうした？そんなに急いで」





『あ、いや…』





涼太「そ？

…おはよー」






ドアを開けて中に入る涼太くんの後についた






隼「あれ？2人一緒？」





涼太「違うよ、たまたまそこで」





亜嵐「いやー、まさか涼香ちゃんがね〜」





龍友「ったく、また問題児が増えた」





涼香「数原さんひどい！」






和気藹々とメンバーと話す涼香ちゃんを見つけた






『ちょっと』





涼香「あ、どうも」





『どうもじゃないでしょ

私より先に行かないでよ』





涼香「HIROさんとの話長くなるかな〜って思ったんで

メンバーの皆さんに先にご挨拶をと思いまして」





『勝手な行動はしないでください

マネージャーだからって何でも許されるわけじゃないんです

挨拶の仕方とかこの仕事をやる上で色々あるわけで…』





隼「まぁまぁまぁまぁ！

新しく仲間になった訳だし仲良くいこうよ」





涼太「仲間？」





『あ、うん

今日から一緒にマネージャーやってもらう事になってね』





涼香「この間は勝手に乗り込んでご迷惑お掛けしました」





涼太「あーどこかで見た顔だと思ったら玲於の…」





涼香「今後はマネージャーとして頑張りますのでよろしくお願いします」





涼太「そ。」






あれ、涼太くんが塩だ。





亜嵐「GENEのマネージャーがこのタイミングで増えることになるとはな〜」





裕太「でも、なんでこのタイミングで？」





『あー、ほらGENEも忙しくなってきて

個人の仕事がある時、同行できない事もあるからさ』





玲於「だからって何でよりによってこいつなの」





『それ、私も知りたいよ』





涼香「私がHIROさんに直談判したの！

だってほら少しでも長く玲於と一緒にいたいしさ？」





メンディー「あまー…」

『あー、はいはい甘いですね』





龍友「なんか、涼太といいAちゃんといい塩やな」





亜嵐「玲於病が伝染してる」





玲於「勝手に俺の性格病気扱いすんな！」





『とりあえず、撮影入ってるので移動しますよ〜』





涼香「玲於の仕事してるところ見れるのか〜」





玲於「うっさい」







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