P.51 ページ1
.
──次の日
『ふぅ〜…よしっ！』
事務所前、頬を叩き気合いを入れる
昨日の事は忘れよう
…いや、忘れるのは無理だから
ここは何も触れずに
何かありましたっけ？って顔しよう
え、いや待て。それってどんな顔だろ、、
涼太「何やってんの？ここで」
中に入れずオドオドしてる私の姿を見つけ
後ろからポンっと頭に手を乗っけて
朝から王子様スマイルの涼太様
はぁー、何でだろう涼太くんの顔を見るとなんか泣けてくる
涼太「え、いやちょっと待ってなんで泣くの？」
『うぅ…』
涼太「一旦落ち着こう、俺が泣かせたみたいだからさ！」
『だって、涙止まんないんだもん…』
涼太「また玲於と何かあったの？」
王子様が私を見て困った顔をしながら頭を撫でてくれる
あー、一層のこと涼太くん好きになれたらなぁ…なんて
『んーん、なんでもないっ…』
涼太「その顔で言われても説得力ないんですけど
まぁ、いいや。話したくなったら話してね？」
『あい…。
あーもう誰か私の涙止めてよぉ〜…！
あ、涼太くんティッシュちょうだい』
涼太「ティッシュ持ってないからとりあえず中入ろ？」
『ん…。』
鼻水垂れ流し状態の鼻を手で隠しながら中へ入る
スタッフさんや警備員さんがどうしたんですか？
なんて聞いてくるけど、大丈夫ですの一言しか答えられない
ごめんね、涼太くん。
絶対勘違いされてるよね、これ。
涼太「おはよー
隼、ティッシュ！ティッシュ！」
隼「え、いや来て早々！？」
涼太「いいから、はよ！」
亜嵐「え、Aちゃんどうしたの？」
泣いてるのがバレないように涼太くんの後ろに
隠れたんだけどさすがに無理があるか…
『花粉症でずっ』
亜嵐「いや季節外れすぎるでしょ！」
龍友「まさか涼太泣かせたんか！？」
涼太「は？違う違う！
事務所前で会ったから声掛けたら泣いちゃって」
隼「よしよし、どうちたんでちゅか？
涼太くんに意地悪されたのかな？」
『んーん、違う』
隼「じゃあ、玲於くんかな？
あのソルト野郎に虐められたのかな？」
玲於「何か用？」
隼「あ、玲於！」
亜嵐「玲於、Aちゃん泣いてるんだけど
ちょっと慰めてあげてよ」
→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1595人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(名前)(プロフ) - とてもキュンキュンで時間を忘れて全部読みきっちゃいました！シュガーとソルトの続編のパスワード教えてください！ (2018年11月5日 16時) (
レス) id: ca6e553371 (このIDを非表示/違反報告)
ラブー - とってもキュンキュンです。よかったらパスワードを教えてください！ (2018年4月12日 19時) (レス) id: 7a3b17e3f0 (このIDを非表示/違反報告)
さいくぅー - 面白いです！是非パスワードを教えてください (2018年4月12日 19時) (レス) id: 7a3b17e3f0 (このIDを非表示/違反報告)
片寄蒼依♪(プロフ) - 続きが気になるのでパスワードを教えていただけるとありがたいです(><) (2018年4月10日 14時) (レス) id: feeadb622c (このIDを非表示/違反報告)
いけだ(プロフ) - 度々申し訳ございませんが、続編がとても気になります、パスワード教えていただきたいです(TT) (2018年4月9日 0時) (レス) id: 8cc250e8ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちごみるく | 作成日時：2017年4月11日 5時
