まるちゃん’S ページ50
「ごはん! ごはん!」
と大騒ぎのシンドンさんたちと、お料理やら食器やらテーブルに置いていく。
リョウちゃんは、デザートの仕上げをするといって、キッチンにこもりっきりだったので、必然的に三人で……。
「おい。 お前、いくつだ?」
ジャイ、いえ、カンインさんがいう。
「85年の11月なので、多分、お二人と一緒??」
「ヘェ〜〜〜、絶対年下かと思ってたよ〜〜〜! じゃ、俺のことは『ドンヒ』でいいよ。 俺も『A』って呼ぶねっ!」
「俺様も『ヨンウン』と呼ぶのを許す。 嬉しいだろ?」
「ありがたいお言葉ですが、呼び捨てなんて、ムリですっ! ムリムリッ!」
「まぁ〜確かに、名前で呼び合っても面白くないってか、ひねりがないよな〜…。 やっぱ、なんかこう『チーム』っぽいカンジがほしいなぁ〜…。」
ハナちゃん情報によると『バラエティー担当』ってだけあって、なにやら考え込んでるシンドンさん。
「めんどくせー、俺はなんだっていいぞ! ドンヒ、おまえの好きにしろよ。」
……なんか、こう、いちいちジャイアンっぽくて笑える ( ̄▽ ̄)
「じゃあさ、『ギュライン』に対抗して、『デブライン 1号、2号、3号』ってのはどう?」
「絶対イヤですっ! そんなストレートなネーミング、フツーに傷つくんですけど(怒)……
しかも、『ギュラインに対抗』とかって、どんだけ自虐的なんですか? 私、反対ですっ!」
……ついついアツくなってしまった。
「おぅっ! お前、おとなしくて退屈なヤツかと思いきや、けっこう言えるじゃねーか! 気に入ったぞ! 俺が認める。 俺ら三人はチームな。」
なんだか、気に入っていただけたらしい。 ちょっと方向性に若干の不安はあるけど、『仲良くなる』という目標は達成できたみたい。
「うーーん。確かにAちゃん、女の子だしなぁ…。可愛いカンジのほうがいいよね。 ほら、俺もどっちかっていえば『可愛い系』に入るしねえ……ヨンウンはムリだけど。」
「なんだとっ!! 俺だって可愛いっていってくれるペンはいっぱいいるんだぞっ!! 10コ以上年上になればっ!!」
……ぷっ(笑)……かわいいですよ、あなたも。
「じゃあー…っ決めたっ!! 『まるちゃん'S 1号、2号、3号 』にしよう!! なんかひびきも可愛いし、ねっ!」
カラダがまんまるだから『まるちゃん'S』。 まぁ、いっか。 一人じゃないし。
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ちひな(プロフ) - るいこすたさん» 誰も会えずじまいだったようですね。個人的には、かえって男らしい決意みたいなものが感じられて好感が持てるのですが、やっぱりペンにとっては複雑でしょうね……この話の中では兄さんまだまだ 活躍中ですよ~ (2013年5月7日 1時) (レス) id: ef6c460203 (このIDを非表示/違反報告)
AYN(プロフ) - ちひなさん» あぁ!そうなんですか(笑) (2013年5月7日 1時) (レス) id: 024028e2ef (このIDを非表示/違反報告)
AYN(プロフ) - リョウクって身長163よりちいさいんですか? (2013年5月5日 23時) (レス) id: 024028e2ef (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - ん…はまった♪小説書くの煮詰まったらまた遊びに来ます♪ (2013年5月4日 11時) (レス) id: a4996b338c (このIDを非表示/違反報告)
popo(プロフ) - ウクが可愛い〜楽しみです! (2013年5月3日 23時) (レス) id: 5ceb8508dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちひな | 作成日時:2013年4月28日 21時