スケバン(番外編)【今日から俺は！！】 (ページ13)

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【東京デート!?】3 ページ13

片桐「A、ついたぞ」

智司の声で目を覚ます

気づけばついさっきまで揺れていた電車は

今はもう静かに停止していた

急いで立ち上がり智司についてあるく

駅を出た瞬間に広がっていたのは、東京の大都会だった

「人、めっちゃいる」

不意に口からこぼれ出た言葉に智司は

片桐「チョロチョロして迷子になんじゃねぇぞ」

といい歩き出してしまった

「え、ね、まって！」

このままでは迷子になり兼ねないと思い急いで智司の元に駆け寄った

______________

智司についていき、たどり着いたのは

「わー、、」

とても高級そうなショップ

黒がメインとなった店内には、キラキラとアクセサリーが光っていた

片桐「ここの、相良が欲しがってたんだ」

ポツリと呟く智司をよそに、

照明が反射し7色に輝くアクセサリーに見とれていると、

1つ、とても惹かれるものがあった

それは、金を基調とした太めの指輪に

細々といろんな種類の花が彫刻されているものだった

じっとその指輪を見つめていると

横に柄違いの指輪があるのが見えた

それは、1種類の花が咲き誇っているシンプルなものだった

これ、智司っぽい

智司は指輪だなんて付けてないから

もう1つ、選ぶことにした

猛に1つ

智司には銀色の細めの指輪と、猛と柄違いのものを

智司に気付かれぬように購入した

智司にこれ、プレゼントしたらどんな反応するかなー

バイトもしてない高校生に3万円の出費はキツイよな

なんて考えながらバックにしまい込むと

後から肩を叩かれた

「さと_____________し？」

智司だと思い振り向くと

そこには智司とはかけ離れた東京ののヤンキーが複数人

気色の悪い笑みを浮かべながら立っていた