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帰り道 ページ32

お祭りからの帰り道

岸くんたちと別れて
紫耀くんと手を繋いで
歩きながら私は
幸せを感じていた

『A ほんとに
足 痛くない?』

『うん なんか
全然 大丈夫みたい
紫耀くんと一緒だから
なのかな…
今日は みんなでいっぱい
遊んで 楽しかったね』

『そうだな 岸たちも
ずっと手繋いでてさ
もう あれは普通に
ラブラブカップルだろ』

『フフッ ほんとだね 』

うみちゃん
嬉しそうだったな
岸くんも
うみちゃんのこと
前よりもっと
なんていうのかな…
すごく愛おしそうに
見つめてた気がする…

ふたりにはいつも
元気をもらってるから

だから… ほんとに
ふたりで
幸せになってほしいな…

『なあ A
オレたちこんな風に
これからもいっぱい
デートとかしような
今回は サプライズ
したかったからさ
寂しい思い
させてごめんな』

『ううん ブレスレット
すごく嬉しかったよ
ほんとにありがとう
いろいろ大変だったよね』

あっ…
そうだ春海さんの伝言

私はそのことを
紫耀くんに話した

『そっか…よかった
あいつもいろいろあった
からさ まあ 話し聞く
くらいしかしてないけど』

あの人の目 なんか
苦手だったけど
今日は そんなこと
なかったな…

私 今まで
春海さんのこと
あまりよく思って
なかった…

でも今日
ずっと引っかかって
たものが
取れた気がした…


『紫耀くん 私も
これからは もっと
いっぱいデートしたい』

『ああ
いっぱいしような』

そう言って私を
見つめる彼の瞳は
熱く揺らめいてて

『なんか 今日はオレ
ずっとドキドキが
止まらないんだけど』

え…

『A 浴衣 似合いすぎ
その髪もさ なんか色っぽいし』

『えっ?』

『オレ 家まで
我慢できそうも
ないんだけど…』

そう言うと紫耀くんは

私をぐっと引き寄せて
首筋にそっと触れた

そして
顎に指を添えて
私を上向かせる…

ここは少し薄暗くて
人通りも少ない道だけど…

でも彼の瞳に捉えられると
私は何も見えなくなって

一気に身体中が熱くなった…

いつか私も…→←キス



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設定タグ:平野紫耀 , 岸優太 , kingprince   
作品ジャンル:恋愛
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陽菜(プロフ) - #えぶさん» ありがとうございます!すごく嬉しいです!大好きなふたりなのでこれからも大切に書いていきたいと思っています^_^頑張ります! (2019年2月11日 13時) (レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
#えぶ(プロフ) - うみちゃんと岸君の絡みが最高すぎます!!!  これからも頑張ってください( ´ ▽ ` )ノ (2019年2月11日 12時) (レス) id: d5b15df9f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:陽菜 | 作成日時:2019年2月3日 10時

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