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バレンタイン当日
私のリュックの中には
スーパーで買った安いチョコレート
その中にこっそり埋もれてる
可愛くラッピングされた手作りチョコレート
いや、何を本気にしてるんやろ
これでやっぱボケでしたーとかやったら
ほんまに恥ずかしいほんまにもう生きていかれへん
「お、Aー、何をうろちょろしてるん？」
「あ、宗安さん、！」
そんな挙動不審な動きをしていただろうか
ただちょうどいいところに来てくださった
リュックに手を突っ込む
「バレンタインなんで、よかったらこれ」
「え！僕に？嘘やんわざわざありがとう」
「いやほんま大したこと物ないんで
あの、お返しとかも大丈夫です」
「いやいや、ほんまありがとう」
カモフラージュに持って来た小さいお菓子
宗安さんには申し訳ないけど役に立ってよかった
小さいお菓子を手に取って見つめてから
私の方へ目線を向ける
「なんか意外やな」
「え、？」
「Aそんなん全然興味無さそうやのに
意外と乙女なとこあるんやな」
「いや！いつもお世話になってるんで」
「ははっ、良い奴やなあ、今食べてええ？」
「はいっ！もちろんです！」
お世話になってる、間違ってない
このまま他の先輩にも渡せばいい
この勢いのまま永見さんにも、
「お、おはよう永見」
「！！」
そんな宗安さんの声に背筋がピンッと張った
「おはよう」
「おはよ、ございます」
いつもの眼鏡に暖かそうなダウン
マフラーをぐるぐる巻きにして口元まで上げてる
いつも無表情なのに
今日は一段と何を考えてるのか分からない
「見て見てー、Aにもらってん」
「え」
「バレンタインやって
Aも可愛いとこあるよなあ」
「へえ」
「あれ、ここゴミ箱ないやん」
宗安さんは嬉しそうにチョコレートを頬張ってから
包んでた紙を持ってウロウロし出す
「あ、永見さんも、！」
「くれるん？」
「もちろんです」
再びリュックに手を突っ込んだところで
動きが止まる私の手
どっちを渡す、？
「…A？」
「あ！えーっと、！」
「ちょっとこっち来て」
「え」
宗安さんを置いて強引に手首を掴まれる
困惑してるうちに廊下の奥の奥の方へと進んだ
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あす(プロフ) - るうみさん» そうだったのですね😓リクエスト停止中にも関わらずリクしてしまい申し訳ございませんでした。ありがとうございます、いくらでも待たせて頂きます🙇♀️よろしくお願いいたします。 (10月28日 7時) (
レス) id: 14b7e1c0b8 (このIDを非表示/違反報告)
るうみ(プロフ) - あすさん» あす様お久しぶりです〜！コメントありがとうございます💓実は今リクエスト停止しておりまして😢ただせっかく頂いたリクエストなのでだいぶ先になると思いますがゆっくり書かせて頂きます〜😭お待ちくださいまし〜😌 (10月28日 4時) (レス) id: 85c052b4e6 (このIDを非表示/違反報告)
あす(プロフ) - 詰め寄られるお話読んでみたいです。文字数の関係で連投失礼致しました。申し訳ございません。お時間のある際よろしくお願いいたします。 (10月27日 21時) (レス) id: 14b7e1c0b8 (このIDを非表示/違反報告)
あす(プロフ) - るうみさん、こんばんは。お久しぶりです。またリクなのですがリリーさんでリリーさんのこと特に恋愛感情を抱かないけどリリーさんから距離を詰めてきてリリーさんのこと気になり始めるけど他の女の子と楽しそうにして諦めようと距離をとるが更にリリーさんに更に (10月27日 21時) (レス) id: 14b7e1c0b8 (このIDを非表示/違反報告)
るうみ(プロフ) - まーさん» 返信遅くなりましたすみません…！ありがとうございます😭また書かせて頂きますので気長に待って頂けると幸いです🙏💓 (5月8日 0時) (レス) id: 98d4c0ba7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るうみ
| 作成日時：2023年1月17日 3時
